シンスプリントは早めの治療を!!

2015年07月10日

こんにちは、西船はりきゅう接骨院の石井です。

七月に入り、早いもので今年も半分が過ぎました。ジメジメした梅雨もあと少しで終わり、ここを乗り越えるといよいよ夏がやってきます(^<^)

皆さん、もう夏休みの予定はお決まりですか?私は、8月のお盆休みを利用して夏の甲子園を観に行こうと思っています。昨年は弟が所属する東海大望洋高校が甲子園に出場し、私も甲子園まで応援に行きました!

あれから一年、今年もまもなく夏の千葉県大会が始まります!千葉は毎年、激戦必至で今年はどこが出てくるか今から楽しみです(^^)IMG_1187

 

さて、今回紹介する症状は「シンスプリント」です。あまり聞き慣れないと思いますが、シンスプリントとは下腿(膝から足首までの部分)にある脛骨(すね)や、そこに付着する筋肉への繰り返しのダメージによって骨膜(骨を覆っている膜)が炎症を起こし痛みをひき起こす症状で脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。

では、どのようにして起こるのでしょうか?

シンスプリントは10代~30代を中心に幅広く発症しますが特に多いのは中高生にあたる10代後半のスポーツ選手です。

この時期は、体が成長段階で十分に出来上がってないうえに最も運動量が多いため、負担がかかりやすいのです。

特に、脛骨(すね)内側の下方1/3に痛みが現れ、激しい痛みよりは鈍痛なのが特徴です。

 

主な原因としては、

【繰り返しのランニングやジャンプを伴う運動】

マラソン等の陸上競技やサッカー、バスケット、バレーボール等の瞬発的な動きやジャンプ動作によって、下腿の筋肉が緊張しやすくなります。

【偏平足や回内足】

偏平足と回内足(足首が内側に傾いた状態)はどちらも、土踏まずの部分がなくなりアーチが減少した状態です。 足のアーチは地面からの衝撃を吸収するクッションの役割がある為、これが減少することにより着地の際の負担が脛骨(すね)や筋肉にかかりやすくなってしまうのです。

【筋の柔軟性の低下】

シンスプリントの原因筋である下腿の深層筋(ヒラメ筋や後脛骨筋など)が緊張していると付着している脛骨の内側を引っ張ってしまい、骨膜が炎症を起こしやすくなります

もし症状を感じたら?

まずは、運動を中止して、早めに整形外科や接骨院などの医療機関を受診してください。シンスプリントは放っておいてもなかなか治りません。それどころか、無理をして運動を続けていると悪化して、疲労骨折を起こしてしまうことがあります

 

西船はりきゅう接骨院では、治療はもちろんのこと、その後の予防に繋がるストレッチ・トレーニング等のリハビリ指導なども徹底して行っています。
違和感を感じましたら、早めにご来院下さい。

ではまた~

 

※診療時間のお知らせ

誠に勝手ながら、7月14日(火)は院長が野球部トレーナー帯同の為、午前の診療を12時迄とさせて頂きます。

午後の診療は通常通り行います。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。