変形性膝関節症

2017年12月11日

こんにちは!

西船はりきゅう接骨院の海老原です!

 

最近寒さが厳しくなりバイクに乗るのがしんどくなってきました泣

これから冬本番になるのに心配になってきました。

インフルエンザも流行ってきているので手洗いうがいを心がけましょう!

 

さて今回は変形性膝関節症についてです。

 

変形って怖いと言う方!
たしかに変形は形が変わってしまうことですが、変形は怖くないです!

 

まず変形性膝関節症とは何か?

 

 

関節軟骨を始めとする関節機構の退行性疾患であり多くの中高年の方が抱えている疾患だと言われています。

その関節の変形が原因によって関節痛や関節水腫、可動域制限が見られていきます。

 

 

症状

 

 

初期では膝関節のこわばり、座っていてからの立ち上がり時に痛みを感じ、歩き始めの痛み(starting pain)が見られます。

いったん歩き始めると痛みが軽減していくが、長時間の歩行で痛みが増加していく特徴があります。

進行していくごとに歩行時痛や階段の上り下りでの痛み、持続的痛みも生じてきます。

関節の可動域も初期ではあまり影響が出ず、膝が真っ直ぐに伸ばしにくいなぁと感じたり、正座ができないなど感じるだけになります。

 

 

原因

 

 

原因としては加齢によって関節軟骨の柔軟性が失われ、関節運動によって関節軟骨同士が摩擦に磨り減ることが原因になりますが、一番の原因として筋力の低下が最も関与しています。

膝関節は色々な筋肉や靭帯によって補強されており、それらの筋肉と靭帯が緊張することにより立ったときに膝を安定させます。

ただ人は外側の筋肉をよく使う傾向にあり内側の筋肉をうまく使えていない人が多いです。

そうなることで外側に骨も引っ張られてしまい重心が内側になりO脚に

なってしまいます。

O脚になってしまうと外側の大腿骨と脛骨との間が広がり、逆に内側の大腿骨と脛骨との間が近ずいてしまい、衝突してしまったり摩擦で軟骨同士を削りあってしまい変形していき痛みが出てしまいます。

その変形の進行が進んでしまうと手術や最悪人工関節になってしまうと

可能性があります。

そうならない為にどうしていけばいい?

 

外側の筋肉(お尻の筋肉)を緩める

 

 

内側広筋を鍛える

 

 

事が重要になっていきます!

 

1の外側の筋肉を緩める理由としては、O脚の原因である筋肉や靭帯を緩める事が大切になっていきます!

外側の筋肉でも重要になってくるのがお尻の筋肉です。

お尻の筋肉が膝の外側に付いている腸脛靱帯と密接な関係になるのでお尻を緩める事が大切になっていきます。

まず膝を立てて上向きに寝ます。

そこから片方の足を立てている足に組みます。

次に組んでいない足を両手で掴み体幹に近ずけていきます。

そうすると次第に組んでいる足側のお尻が伸ばされていきます。

これを30秒を3セットおこなっていきます。

 

次に内側広筋を鍛えるです。

 

まず内側広筋とは?

 

大腿骨の前方にある筋肉で大腿四頭筋と言われる筋肉の一つです。

海外の研究で、内側広筋を積極的に鍛えた人は変形の進行がしていなかったという

結果が現れたのです!

内側広筋をどう鍛えるかが重要になってきます
ボール潰し運動

まず柔らかいボールを用意します。(無い方はバスタオルを丸めて使います)

次にボールを膝の下に入れます。

入れたボールを潰していくのですが、膝を伸ばすそうに潰しつま先を自分に向けるようにしていきます。

こうすることによって内側広筋を鍛える事ができます!

 

これを10秒キープを10回行います!

 

 

変形してきたからといってあきらめないでください!
毎日のケアが大切になっていきますが小さな事の積み重ねがやがて大きく

なっていきます。

何かわからない事やどうすれば良いにかわからない時は

 

西船はりきゅう接骨院まで!