船橋&市川から野球肩、野球肘をなくそう!第15弾!

2017年09月21日

船橋&市川から野球肩、野球肘をなくそう!第15弾!のテーマは「肩の障害の基本となるインピンジメント」についてご説明しようかと思います。

 

 

野球で肩や肘を痛めてしまう場合、忘れてはいけないのは肩関節のインピンジメント症候群です。

 

 

インピンジメントといってもたくさんあるので、その中でも一番多い肩峰下インピンジメントを中心にお話をしていきます。

 

野球肩で起こる肩峰下インピンジメントとは?

肩を挙上することにより、骨と骨とがぶつかり、関節包を挟み込む状態のことを表します。

 

 

野球で肩を痛めてしまう場合、半分近くはインピンジメントの症状が現れます。

 

 

肩よりも肘を上げる動作

オーバーヘッド動作をすることにより、肩の骨と骨との隙間で筋肉や関節包といった軟部組織が挟み込むといったことにより起こります。

 

野球、テニス、バレー、ハンドボールなどのスポーツは起こりやすいと言えます。

 

 

肩を挙上した際に痛みやひっかる感じがあるときはこのインピンジメントを疑います。

 

肩の上に上げる動作には
①屈曲
外転
といった2つの動作があります。

 

インピンジメントが起こるのは圧倒的に外転といった外側から肩を上げる動作にて起こりす。

 

屈曲といった肩を前方から上げる動作は骨と骨同士がぶつからない構造になっています。

インピンジメントになる原因は?

1.筋肉の使い過ぎにより、肩関節後方帯棘下筋、小円筋、広背筋)の筋肉の硬さ
2.肩甲骨、胸郭といった関節の動きの悪さ
3.骨盤・背骨の位置関係の悪さによる姿勢不良

といったことがあげられます。

 

どうすれば、予防ができるのか?

 

先ほどあげた3点を改善していけば、なりづらくすることは可能です。
これを行うことにより、野球肩、野球肘事体の予防にもなります。

野球肩 改善方法
1.肩関節後方帯のストレッチをして、左右差をなくしていくこと

野球選手は投球という投げる動作により、筋肉の萎縮(弱くなる拘縮(硬くなる)といった、筋肉の劣化を起こします。基本的には誰しもがなります。

 

メジャーリーガーが肩は消耗品といったことはこの肩の劣化のことを表わします。

 

肩のストレッチブログはこちら

2.肩甲骨と胸郭の柔軟性の拡大

投げるといった動作は全身の連動性の問題です。

 

肩関節だけで投げるわけではなく、肩甲骨胸郭(胸周り)といったいろんな関節と筋肉を使って、ボールを投げていきます。

3.骨盤と背骨の位置関係を正しくして姿勢の改善

人間の身体は正しい位置関係により、スムーズな動作を行います。

 

残念なことに、今の現代人は体のバランスの悪さから姿勢不良を起こし、
正しいポジションングでないために筋力低下が著しくなっています。

 

それがより、悪循環となり、姿勢をより悪くして猫背姿勢に練っている方が多いです。

左➡悪い姿勢 肩が前方に変位して肩の挙上がしずらい
右➡いい姿勢 肩が開いて挙上がスムーズにできる

 

姿勢が違うだけで肩の動きが変わってます。正しいポジショニングだと動きやすさが違います。

 

そういった意味では負担減らす、パフォーマンスをあげるのに、姿勢は重要な部分を占めていると思います。

4.股関節の柔軟性の改善

野球は全身の連動からくるスポーツです。
骨盤、股関節がうまく使えなければ、他の筋肉を使い、
かばうことにより負担をかけてしまいます。

 

パフォーマンスアップ、故障予防に対しては股関節は非常に重要です。

 

下半身、骨盤、股関節をうまく使うことは野球で故障しないために必須と言えます。
一部例外となる選手もいるかもしれませんが・・・。

 

これらを改善して、野球肩の元となるインピンジメントを予防していきましょう。

 

当、整骨院では最適な投げ方にするための取り組みも進めています。
故障しないため、パフォーマンスを上げたい方などには投球動作などの指導も行っています。

 

船橋市、市川市で野球肩、野球肘に困っている方が大勢通っていただいています。

 

肩は痛みがなくなったらリハビリが終わりではありません。
機能が改善されれば、再発する可能性が減ります

 

そうなるような治療とリハビリをお伝えしていきたいと思います。

 

野球肩、野球肘などの投球障害に悩んでいる方がいましたら、1度、ご相談をいただければと思います。