近年急増中!胸郭出口症候群

2015年04月21日

こんにちは、石井です。

4月も後半を迎え、来週からはいよいよゴールデンウィークに突入ですね♪長い人で最大8連休にもなるそうですが、皆さんはもう予定はお決まりですか?
私は、旅行と弟の高校野球観戦(勝ち進めばの話ですが・・・笑)を予定しています。

因みに、当院はカレンダー通り4月29、5月が休診日となりますのでよろしくお願いいたします。

さて、今日の内容は胸郭出口症候群です。皆さん、一度は聞いたことありますか?

一般的に肩や腕の痺れや痛みというと、頚椎ヘルニアや変形性頚椎症など首に原因があって起こると思われていますが、実はこの胸郭出口症候群が原因のケースも非常に多いのです。


胸郭出口症候群とは?

胸郭出口とは、主に頚部の筋肉鎖骨肋骨に囲まれた間隙の事をいい、そこを腕神経叢(神経)鎖骨下動静脈(血管)が通過します。この部分で神経や血管の圧迫を受けて生じる様々な症状を総称して胸郭出口症候群といいます。
圧迫される部位によって斜角筋症候群肋鎖症候群過外転症候群(小胸筋症候群頚肋症候群などに分類されます。
主な症状は、腕や手指、肩甲骨周りの痺れ、痛み、重だるさの他、酷くなると筋力、握力の低下などが起こります。

どんな人に起こりやすいのか?

デスクワークやスマートフォンの使用などでの不良姿勢が続く方頭の位置が両肩より前に出ていたり、腕の位置が身体よりも前に保持された状態

首が長く、なで肩の方(女性に多い)

重いものを持ち運ぶ肉体労働者

男性で首や胸の筋肉が異常に発達してる方

鎖骨骨折歴があり、変形したまま癒合してる方 など

 

胸郭出口症候群は、これまで30代以上の女性に多いとされてきましたが、近年のパソコンによるデスクワークの一般化やスマートフォンの普及により年齢、性別に関係なく起こる疾患になってきています。

少しでも当てはまる方、身体に違和感を感じてる方は早めに当院にご相談下さい。

ではまた~

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