ギックリ腰には鍼を!
2019年04月15日
今回は
『ギックリ腰には鍼を!』
というテーマで進めていきます。
ギックリ腰を一度は経験されている方もいらっしゃると思います。
実は私もギックリ腰を何度も経験しておりまして。。。
私の人生初めてのギックリ腰は高校二年生のサッカーの試合中でした。
監督の目の前で動けなくなって、這いつくばってグラウンドを後にしたのを今でも覚えています。本当に痛かったんです。
同じような思いをされたことがある方、または今現在お困りの方に!
このブログが少しだけでも参考になればと思い進めてまいります。
さて、それではギックリ腰の説明から。
①ギックリ腰とは?
実際には急性腰痛、急激に発症した腰痛のことで「魔女の一撃」と呼ばれるくらいに激しい痛みに襲われます。
症状としてはとにかく強い腰の痛みがあり、どうにも動けなくなってしまう方も多いです。
一定期間経てば自然と痛みが治まる人もいますが、なかなか症状が変わらずに長引言えしまう方もいらっしゃいます。
中には下肢のしびれが出る場合もあり、ヘルニアを併発していることもあります。
ヘルニアと聞くと不安に思いますよね。ヘルニアであるにしろ無いにしろ、早めに施術をしてあげないと症状が長引いてしまうことも考えられます。
②施術は何をするの?
痛めてしまうと関節や筋肉に傷が出来ていると思っていただけるとイメージがしやすいですが、傷がついた部分への負担を早期に減らしてあげることで回復を早めることが出来ます。
私は鍼灸師ですので、鍼を使って負担を減らすことをお勧めします。
〇 身体の歪みの原因になるような筋肉に刺鍼
患者様の状態を把握して主に腰部の筋肉、臀部・下肢の筋肉に鍼を刺します。
〇 腰痛に効果がある経穴(ツボ)に刺鍼
いくつかある腰痛の特効穴(特に効くツボ)に鍼を刺します。
腰だけにあるのではなく、手や足にあるツボも使います。
そして鍼を使った後に手技療法で筋膜を緩めて、さらに身体のバランスを整えていくと症状が軽減していきます。
一日、二日と経つと痛みが落ち着いてきますが、そこからが大切で、その後は再発防止のためのリハビリとしてのご通院で自宅ケアも行っていき、十分な柔軟性と筋力の強化を行えると理想的です。筋力強化には当院にあるEMSがとても有効ですが、それはまたの機会にお話しさせていただきます。
最後に、お守り代わりとしてツボを1つご紹介します。
腰腿点(腰痛点)
手の甲にあるツボで、小指と薬指の間、または人差し指と中指の間を撫で上げて止まるところにあります。
ここを押した状態で動いてみると痛くて動けなかったのが、少し動きやすくなります。
鍼をしたり円皮鍼を貼ったりしますが、自分で押してみるだけでも交換を感じていただくことが出来ます。いつも患者様には最後にお守り代わりにとお伝えしています。皆さんも困ったときは押してみてください。
当院では様々な症状に対応させて頂いております。
お身体の痛みにお困りの際は、まずご相談ください!