猫背・姿勢矯正
- 首や背中のこりが酷くてつらい
- 頻繁に頭痛が起こる
- 腰の周りが鈍く痛む
- 姿勢で見た目が悪く、体も疲れやすい
- 長時間の座っている姿勢が維持ができない
猫背・姿勢矯正について
現代人の人で猫背・姿勢が悪くない方はどれほどいるでしょうか?
今やほとんどの方が様々な要因により、姿勢の悪さを感じています。
長時間のデスクワークやスマーフォフォンを操作しているときに、背中が丸まって前屈みになっていませんか?写真を撮るときによく「あごを引いて!」と言われていませんか?
わたしたち人間はもともと背骨を丸めようという力が強く働いているため、意識して姿勢を正さないと頭部を支えている背骨が徐々に歪み、自覚のないまま猫背になったり、姿勢が悪くなったりします。
猫背や姿勢の悪さは第一印象を損ねる原因になってしまうだけでなく、肩こりや首のこり、腰痛や自律神経障害など、知らず知らずのうちに健康にも様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。
猫背・姿勢をセルフチェック!
人から猫背や姿勢の悪さを指摘されても、自分が本当に猫背なのか?
と自覚のない人も多いようです。
猫背や姿勢の悪さは見た目の悪さだけでなく、健康にあらゆる悪影響を与える要因となります。
ただ、姿勢の悪さに身体が慣れてしまうと、無意識のうちに猫背の方が楽だと感じてしまい、身体の歪みだけがどんどんエスカレートしていきます。
その姿勢が楽だと感じていても、猫背や悪い姿勢はきれいな姿勢よりも筋肉に大きな負荷を与えてしまっているため、徐々に身体の不調を感じるようになります。
猫背や姿勢の悪さは、知らず知らずのうちに身体に大きな負担を与えて、さまざまな症状を引き起こす原因となることから早急に解消する必要があります。
身体の痛みや不調を本当に安定させるためには骨盤の歪みや猫背・姿勢の悪さを改善するのは必須となります。
そこでまずは、ご自身が猫背かどうか?姿勢が悪くないか?
正しい姿勢(ゴールデンライン)
ということを下記の3つのステップで確認してみましょう。
壁を使った姿勢の確認方法
- 壁を背にして壁の前に立つ
- そのままの姿勢で壁に身体をくっつける
- 壁と頭・背中・おしりとの間にできた隙間をチェック
身体を壁にくっつける時は、身体の力を抜いた状態を意識してください。
壁を使った姿勢の確認方法で最も理想的な状態は
- 「壁に背中とおしりが同時につく」
- 「壁と腰の間に片手がちょうど入る程度の隙間がある」
- 「頭・背中・おしりの3点が壁にしっかりついている」という状態です。
壁から頭やお尻のどちらも離れてしまう場合は、猫背や姿勢が悪い可能性があります。
どちらか一方が離れている場合も猫背の予備軍である可能性があります。
壁と頭の間に隙間が大きく空いている場合は、骨盤が前に傾いた状態になっている反り腰の可能性があります。
猫背や姿勢の悪さからのさまざまな不調
猫背や姿勢の悪さが原因で、身体にさまざまな不調の症状が現れることがあります。
楽だからと猫背や悪い姿勢を続けてしまうと、頭を支える背骨が歪み、首から肩、腰にかけて負担がかかります。
これが肩こり・首の痛み・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・慢性的な腰痛・O客・X脚・膝痛・頭痛など、あらゆる不調につながります。
姿勢の悪さをそのままにしてしまうと身体の他の部位にも悪い影響を与えてしまう。
下記のうち1つでもあてはまる症状がある方や、猫背や姿勢の悪さでお悩みの方は早期の改善が必要になります。
肩こり
猫背や姿勢の悪さが原因で、肩まわりや背骨まわりの筋肉が緊張すると、血行が悪くなり重度の肩こりになることがあります。
首の骨は、通常であれば緩やかなカーブを描いているのですが、猫背が原因で首が前に傾いた状態になっていると、カーブが無くなり真っ直ぐ伸びきった状態になります。
これをストレートネックといいます。
ストレートネックの状態では、首と肩の筋肉で重い頭を支えることになるため、筋肉に大きな負担がかかり肩こりや首のこりの原因になります。
腰痛
猫背の人や姿勢の悪い人は、腰まわりの筋肉を無意識のうちに使っているため、姿勢の良い人に比べて筋肉への負荷が大きくなります。
腰に鈍い痛みがある、常に腰にだるさを感じるという人は、腰椎前弯(そり腰)が猫背や姿勢の悪さによって失われ、その結果腰に大きな負担がかかっていることが原因と考えられます。
頭痛やめまい
日本人の10人に1人が頭痛に悩まれているといわれています。
一口に頭痛といっても、その原因はさまざまです。
頭痛の種類のひとつに、「緊張型頭痛」がありますが、これは頭のまわりの筋肉や、肩・首のまわりの筋肉が緊張していることが原因で痛みを引き起こすといわれています。
長い時間、猫背や悪い姿勢のままでいると、血流が悪くなって筋肉が硬くなり、肩こりや首のこりにつながります。
そして、それが原因で神経が刺激されて頭痛やめまいといった症状を引き起こします。
病院での検査では異常ないと言われたのに、頭痛やめまいなどの不調が続いているときは猫背や姿勢の悪さが影響している可能性があります。
息苦しい・呼吸が浅い
呼吸が浅く息苦しさを感じたときに、呼吸器内科などの医療機関を受診して検査をしても原因が見つからないというケースがあります。
このような検査で見つからない息苦しさや呼吸が浅いといった症状は、もしかすると猫背や姿勢の悪さが原因かもしれません。
猫背の場合、背骨が前かがみの状態になってしまうため、深く息を吸い込めないために呼吸が浅く、息苦しさを感じます。
呼吸が浅くなると脳に酸素が行き渡らなくなり、常に酸欠の状態になってしまいます。
姿勢が悪いと呼吸が浅くなって、血流の流れも悪くなるため、代謝機能が落ちる他、脳などの活動を阻害してイライラしたり集中力を保てなかったりといった問題が起きる恐れがあります。
疲れやすい
普段から「疲れやすい」と感じている人は、猫背や姿勢の悪さが原因である可能性があります。
姿勢の悪さから筋肉の収縮がうまくいかず、それが原因で血液の流れやリンパの流れが滞り、疲れのもとでもある老廃物が体内に溜まりやすくなります。
老廃物が溜まり、疲れやすい状態になっていると、目の前のことに集中できないため作業効率が低下するなど、さまざまな影響があります。
猫背になる原因や姿勢が悪くなる原因とは?
猫背や姿勢の悪さの原因には様々なものが関係をしてきます。
1.骨盤や背骨の歪み
長時間同じ姿勢のままでパソコン作業をする、前かがみになった状態でスマートフォンを操作するなど、仕事や日常生活での姿勢の悪さが原因で徐々に背骨や骨盤が歪んでしまいます。
足を組んだり、あぐらをかいたり、横座りをしたりといった癖も骨盤が歪む原因の一つです。
日常生活動作で何気なくしていることが体のバランスを崩す、大きな原因となっています。
人の頭は6キロほどの重さがありますが、これを支えているのは身体の柱である背骨です。
ただ、猫背や姿勢の悪い人はこの重量を背骨だけでは支えきれなくなり、その結果、筋肉を使って支えようとします。
重量を支えようと知らず知らずのうちに筋肉に大きな負担がかかると、それが原因で肩こりや首のこりなどの症状を引き起こします。
2.筋肉の衰え
人間は地球上で生きている限り重力がかかります。
宇宙に行くと無重力なので身体の筋肉にかかる負荷はなくなります。
しかし地球上で生活をする限り必ず重力がかかります。これを支えるのに筋肉があります。筋肉の種類を大きく分けると2つにわかります。
身体を動かす筋肉
この2つの筋肉の作用で身体を動かしています。
しかし、今の現代人は身体をうまく使えていないために基本的な筋肉がどんどん衰えてきています。
これが猫背・姿勢の悪さにおいて大きな影響を与えています。
3.筋肉の柔軟性の低下
筋肉は使ってしまっているばかりで自分でケアをしなければどんどん固くなってしまう性質があります。
皆さんは負担はかけるのにケアはしない。
そうすると筋肉はどんどん固くなり、縮んで伸びなくなってしまいます。
そうすると柔軟性が低下して、骨を引っ張り、より悪い姿勢へと導いていきます。
4.日常生活での負担
1の歪みと同じになりますが、今の現代人の人は歪みをつくる動作やポジショニングを日常生活の中で頻繁に行います。
足を組む、カバンを同じ肩や手で持つ、長時間の立位、長時間の座位、寝る向きは同じなど。
あげればきりがないほど、体にとって悪い動きばかりを日常生活でおこないます。
これで負担がかかり、体のバランスをより悪くしていきます。
上記4つの原因が大きく、猫背や姿勢の悪さを作っていきます。
これが体の不調を起こしやすくする大きな要因ともなっています。
西船はりきゅう接骨院はどんな施術で姿勢を治すのか?
本当に猫背・姿勢の改善から身体の不調をよくするためにはトータルバランスが重要です。
先ほどのべた、4つの原因を直していけると安定したいい姿勢を取り戻すことができます。
猫背・姿勢を治すために重要なこと
骨盤・背骨の矯正
身体の歪みを整えることは姿勢矯正において最重要です。
歪みがなくなると、筋肉の緊張も少なくなります。
まずは長年悪い姿勢と思い込んでしまった脳へのリセットという意味でも正しい位置関係に戻してあげることが必要になります。
筋肉の柔軟性
歪みをつくる原因に筋肉の柔軟性低下を大きな影響を与えます。
歪みを整えていても、これが改善されなければ、すぐに元に戻ってしまします。
並行して、筋肉にストレッチをしていき、柔軟性の確保を図っていきます。
これができるとより戻りも少なくなります。
筋肉の強化
歪みを解消して、筋肉の柔軟性をつけて、それを維持するためには支える筋肉が必要となります。
もちろんすべての筋肉を鍛えるわけではありません。
緩めるところと、鍛えるところのバランスになります。
より大きな姿勢を支える筋肉から強化をはかり、維持安定を高めていきます。
動作の改善
歪みを直し、筋肉を柔らかくし、筋肉を強化した。
最後にすべきことは再度、悪くならないようにすることです。体のバランスを悪くする動作を見直して、元の姿勢に戻らないようにしていきます。
これは歪みの改善をしながら、早期に合わせてやっていけると、脳の形状記憶した悪い姿勢をリセットしやすくしてくれます。
姿勢をそんなに難しいことではありません。
しかし、それを維持し続けるのは難しいことです。
簡単なことを忘れずにしっかりと行うことにより、いい状態をキープしてくれます。
1人1人の身体は違います。
西船はりきゅう接骨院では皆様のお身体がどうなっているのか、検査・評価をしたうえで改善の方法をご説明していきます。
当院独自の施術方法やストレッチ方法など様々なやり方があります。
目的は痛みをとることではなく、痛みを改善し、体の不調や悩みをなくし、維持安定させることにあります。
これができると本当の意味での健康な身体に繋げってくるのかと思っています。
猫背や姿勢の悪さが原因で痛みや不調を抱えている方がいましたら、お気軽にご相談ください。