足底筋膜炎について
2025年10月31日
皆さんこんにちは!
西船はりきゅう接骨院です!
今回はかかとや足の裏に痛みを感じる方に多い「足底筋膜炎」についてお話します!
【原因】
朝起きて一歩目を踏み出した瞬間、足の裏がズキッと痛むことはありませんか?
その痛み、もしかすると「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」かもしれません。
足底筋膜炎とは、かかとから足の指の付け根まで伸びる「足底筋膜」という厚い膜が炎症を起こし、歩くたびに痛みを感じる症状のことです。
足底筋膜は体重を支えるクッションのような役割をしているため、毎日たくさんの負担を受けています。
その負担が積み重なることで、小さな損傷や炎症を起こし、痛みへとつながってしまうのです。
主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
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長時間の立ち仕事や歩行
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クッション性の低い靴の使用
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急な運動やオーバートレーニング
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体重の増加や加齢による筋力低下
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足のアーチ(土踏まず)の崩れ
特に、硬い床の上での立ち仕事や長距離のランニングをする方は要注意です。
【予防】
足底筋膜炎を予防するためには、まず「足に負担をかけすぎない生活」を意識することが大切です。
歩きすぎや立ちっぱなしの時間を減らす、靴底が柔らかく足にフィットした靴を選ぶ、そして運動前後にしっかりとストレッチを行うことがポイントです。
自宅で簡単にできるストレッチも効果的です。
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タオルストレッチ:タオルを足裏に引っ掛け、かかとを伸ばすように引っ張る
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ゴルフボールマッサージ:足の裏でゴルフボールを転がして筋膜をほぐす
靴選びも重要で、クッション性が高く、土踏まずをしっかり支えてくれる靴を選びましょう。
特に扁平足の方は、オーダーメイドのインソールを使うと足への負担が軽減されます。
【改善方法】
もしすでに痛みが出ている場合は、できるだけ早めに整骨院での施術を受けることをおすすめします。
当院では、足底筋膜炎の根本改善を目的に、
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筋膜リリース(筋膜の癒着をはがし、柔軟性を高める)
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超音波療法(炎症の深部に働きかけ、回復を促す)
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姿勢の改善(全身の歪みを整え、再発を防ぐ)
を組み合わせたオーダーメイド施術を行っています。
ただ痛みを取るだけではなく、姿勢や歩き方、体のバランス全体を整えることで、再発しにくい状態をつくります。
また、ご自宅でのセルフケアも大切です。
お風呂上がりのストレッチや軽いマッサージ、朝起きる前の足の運動などを続けることで、筋膜への負担を軽減し回復を早めます。
「痛みが強くて歩けない」「朝の一歩目が特につらい」という場合は、無理をせず早めに相談しましょう。
【まとめ】
足底筋膜炎は、放置すると慢性化しやすい症状です。
一時的に痛みが治まっても、根本的な原因が改善されていなければ再発することもあります。
しかし、早めのケアと正しい対策で改善は十分に可能です。
整骨院での施術と日常的なセルフケアを組み合わせることで、再び快適に歩ける日常を取り戻すことができます。
西船はりきゅう接骨院では、あなたの生活習慣や体の使い方を丁寧に分析し、最適な施術プランをご提案しています。
「足の裏が痛い」「朝の一歩目がズキッとする」「長く歩くのがつらい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。





