顎が鳴る…それ、顎関節症かもしれません!

2025年05月23日

こんにちは!

西船はりきゅう接骨院です!

 

日常生活の中で、「口を開けるとあごが痛い」「あくびをするとカクカク音がする」といった違和感を感じたことはありませんか?

 

 

 

その症状、顎関節症の可能性があります。

 

軽い違和感だからと放っておくと、痛みが強くなったり、口が開かなくなることも。

 

顎関節は、耳の少し前にある関節で、頭の骨(側頭骨)と下あご(下顎骨)がつながってできています。

関節の中には「関節円板(かんせつえんばん)」という軟骨があり、クッションのような役割をしています。

この円板の動きがズレたり、関節周囲の筋肉に緊張が生じると、痛みや可動制限が出やすくなります。

 

顎関節症ってどんなもの?

顎関節症とは、あごの関節や周りの筋肉に不調が起きる状態のこと。

顎関節症は四つの分類によって分かれています。

 

Ⅰ型:咀嚼筋障害(筋肉のトラブル)

特徴:あごを動かす筋肉(咬筋や側頭筋など)の緊張や炎症が原因。

主な症状:あごの筋肉がだるい・重い・押すと痛い(圧痛)。

原因例:歯ぎしり、食いしばり、ストレス、長時間の会話や硬いものの咀嚼など。

 

Ⅱ型:関節包・靭帯の障害

特徴:関節を包む膜や靭帯が炎症を起こしている。

主な症状:関節部の痛み、動かしたときに違和感や痛みが出る。

原因例:急な開口動作、外傷、繰り返しの負荷など。

 

Ⅲ型:関節円板障害

特徴:関節内のクッション(関節円板)がずれたり引っかかったりしている。

主な症状:開閉口時の音(カクカク、クリック音)、口が開けづらい。

原因例:習慣的なあごの使い方のクセ、外傷、加齢による摩耗など。

 

Ⅳ型:変形性顎関節症(関節の骨の変形)

特徴:関節の骨に変形や摩耗がみられる状態。

主な症状:あごの動きが悪い、痛みが慢性化、関節のこすれる音(ゴリゴリ)。

原因例:慢性的な負担、老化、長期間の未治療の結果など。

 

それぞれの分類によって症状と原因が異なります。

当てはまる項目はありましたか?

これが一つでも当てはまっていると、顎関節症の可能性があります!

 

今の症状を放っておくと、

 

・口がほとんど開かない(開口障害)

・頭痛や肩こりの悪化

・食事や会話に支障が出る

・歯並びや噛み合わせにも悪影響

といった、日常生活への影響が広がる可能性もあります。

当院では顎周辺の筋肉にアプローチする為に手技療法鍼治療を行っています。

また姿勢を改善することも、顎に対しての負担を減らす為の治療にもなります。

 

 

 

まずは一度当院まで是非ご相談ください!