怪我に対しての応急処置〜RICE処置

2017年11月12日

こんにちは!
西船はりきゅう接骨院の海老原です!

 

怪我に対しての処置についてです。

歩いていて足を捻って捻挫をしたことや走っている最中に肉離れなどを起こした時、あなたはどうゆう処置をしていますか?

その処置の仕方によって早くスポーツに復帰できるかが左右されます。

今日は怪我をした時の対処として有名なRICE処置についてのお話です!

 

RICEとは何か?

 

RICE処置とは

 

Rest…安静

 

Icing…冷却

 

Compression…圧迫

 

Elevation…挙上

 

 

安静は文字どおり動かさない!笑
動かしてしまうと損傷している所の傷口を広げてしまい出血量を増やしてしまい、二次的損傷をしてしまうので安静にすることで二次的損傷を防ぎます。

 

 

冷却は損傷部位へのアイシングです。

アイシングはRICE処置の中でも最も重要処置と言われています。
なぜ重要かというと、炎症を起こしている組織の代謝を抑え、炎症を抑える効果と損傷している組織の傷から出血を起こしています。その出血が広がってしまうとその周りの細胞が低酸素障害を起こしてしまい治りを遅くしまいます。そうならない為にも冷やすことにより血管を収縮させ止血する作用があります。

 

 

 

圧迫は損傷している所を包帯やテーピングなどで圧迫することによって腫脹を防ぎます。腫れさせてしまうとただ強く包帯などを巻きすぎてしまうと腫脹の逃げ場を完全になくなってしまい血管や神経を圧迫してしまうので注意が必要になってきます

 

 

 

挙上は患部を心臓より高い位置にします。
立っていると重力により血流が足に流れやすくなり、損傷した所からの出血で腫れを酷くしてしまうので痛めてすぐは自分の心臓より高くして腫れをコントロールします。
例えば足首を捻挫した時上向きに寝て、イスやクッション、枕やバックなどを使って足を高くします。
ただ高くしすぎたり長時間高くしすぎると腰に負担がかかりますので注意が必要です。

 

 

 

アイシングのためのアイスパックの作り方
用意するものは氷、ビニール袋

保冷剤で冷やすと凍傷の恐れが高くなります。

氷の場合0度以下に下がることがないため凍傷のリスクがほぼありません!

①まず氷をビニール袋に入れていきますが入れすぎてしまうとうまくビニール袋が縛れなくなるので程よいくらい氷を入れます。


②氷を入れたビニール袋を下が平らな所に置き平たくします。

 

 

 


③平たくして形を整えたら親指と人差し指でOKを作りビニール袋につけます

 


④OKを作った指に口をあてて袋の中の空気を抜き、真空にしていきます
⑤まず真空にする前に空気を吹き込み気道を確保します。
空気を吹き込まずに吸って真空にしようとするとうまくいかないので軽く空気を入れてから吸います。

 

そこから一気に吸って真空にします。


⑥真空にした後ビニール袋を捻って空気の抜け道を無くします。
その後捻ったところを伸ばして縛りやすくします
最後に縛ってできた玉を氷の方に近づけて完成です。

     

 

 

何かお困りなことがありましたらぜひ西船はりきゅう接骨院まで!