足首を捻ってしまった方は早めの処置を!!!

2021年05月14日

 

こんにちは!西船はりきゅう接骨院の越川です!
今回は『足関節捻挫について』ご説明していきます。

グギッ!!!やばい!足首捻った!
となってしまった方は早めの処置が大事です!

最近だと緊急事態宣言も明けて久しぶりに外に出かける方や
運動不足でたまには外でランニングしようとして怪我をしてしまった方が増えてきてます。

足関節捻挫

足関節捻挫のほとんどは、内側に捻ることが多いです。
特に足関節外側の靭帯の前距腓靭帯という靭帯が損傷します。
外くるぶし(外果)の前や下に痛みを感じ、腫脹や炎症、圧痛が見られます。

原因は
・スポーツによる外傷
(特にバレーボール、サッカー、バスケットボール)
歩行時や段差、階段

損傷の分類

 

足関節の外側の靭帯は3つの靭帯があり、
その靭帯の損傷によって3つの分類に分けられます。

Ⅰ度:前距腓靭帯の部分損傷
   靭帯付着部での軽度な損傷

Ⅱ度:前距腓靭帯の断裂

Ⅲ度:前距腓靭帯と踵腓靭帯の断裂

といった3つの分類に分けられ、その損傷によって治療内容や治療期間が異なります。

足関節捻挫の治療方針


・Ⅰ度の場合

テーピングやサポーターの装着で数日間の安静が必要です。

・Ⅱ度の場合
ホワイトテープやギプス固定、サポーターの着用し、2~3週間の安静が必要です。

・Ⅲ度の場合
初期の場合はギプス固定が望ましく、腫脹がなくなってきたらサポータにかえ、5~6週間の安静が必要です。また不安定性が強く、ひどい場合ですと手術する場合もあります。

 

ただの足首の捻挫と考えず、放っておくと靭帯が緩み、何度も繰り返してしまいます。

また人間バランスをとるのも足の機能が大事になるので、体幹が安定せず、腰や首肩にも症状がでやすくなります。

足の悩み、外傷、痛みなどありましたら当院へご相談ください。