ふくらはぎから変える!
2016年06月23日
こんにちは。
西船はりきゅう接骨院の吉田です。
とうとう梅雨に入り本格的に雨が降り始める季節となりました。
また、この鬱陶しい雨が上がるとすぐに夏が来ます。
ジメジメとスッキリしない梅雨時期の足の重だるさ。
そして、夏になり露出が増えると気になる足のむくみ。
これらを解消して、快適な梅雨・そして楽しい夏を過ごしたい!と思った時に私が着目したのが「ふくらはぎ」です。
〈着目ポイント〉
・ふくらはぎのストレッチでスッキリ軽くなる?
・むくみを取るには足を動かす?
–ふくらはぎのストレッチ–
言うまでもありません!ストレッチをしてしっかり筋肉を伸ばしてあげることによってふくらはぎがスッキリします!
–むくみの解消–
むくみ。と言うのは余分な水が原因で起こります↓
・水の取りすぎ
・体内の浸透圧の低下
・長時間の立ち作業などによる同じ姿勢の継続
…などなど原因はあります。
では、どうすればいいの?
→足を動かしましょう!
なぜ足を動かすことがむくみの解消に繋がるのか…
それはふくらはぎのポンプ作用に答えがあります。
<ふくらはぎは第二の心臓>
ふくらはぎは第二の心臓と言われています。
なぜなら、心臓から押し出された血液は全身に栄養や酸素を運びます。
しかし、抹消に行った血液はどうでしょう…特に足などは重力によって血が上に戻ってこれません。
そこで働くのがふくらはぎのポンプ作用です!
ふくらはぎの筋肉を動かすことによって周りの血管がどくっどくっと押されて心臓の方に血が戻っていくのです。
これが、血をくみ上げるポンプ作用というわけです。
固まった筋肉を動かすより柔軟な筋肉を動かしたほうが効果があります!
なので、ふくらはぎのストレッチをして柔軟な筋肉を動かすことはとても大事なのです。
ちなみに頭の頂点にある百会『ひゃくえ』というツボを刺激してあげると体内の臓器や血液などを引き上げる『昇気』を養うことができ、鍼灸治療に使われています。
あとはマッサージなども効果的です!
余分な水はリンパ管を経由して心臓に戻りますのでマッサージをして余分な水の循環を高めてあげるといいと思います。
私のオススメはお風呂で体を洗ったついでに
その泡で足をマッサージ。です!
…
では、ふくらはぎの伸ばし方を見てみましょう!
アキレス腱伸ばし
そして、当院ではこんな器具を使ってふくらはぎを伸ばしています!
-ストレッチボード-
ふくらはぎのストレッチは他にもいいことがあるのです!
・怪我の予防およびパフォーマンスの向上
・腰痛の改善および予防
–怪我の予防–
これは足関節の可動域が上がれば多少無理な体勢の着地をしたとしてもうまく着地することができたり、野球のピッチングなどの片足立ち動作の時のバランスの保持や、バスケ・サッカー時のシュートやカットインに効果が出ます。
足首が硬いとどうしても底屈背屈の動きで踏み出す力の伝わり方も違ってきてしまいますからね。
–腰痛の改善および予防–
これは身体のバランスがとても関わってきます。
ふくらはぎが硬いことによって前屈をした時に制限がかかります。
後ろ側の筋肉(下腿三頭筋、ハムストリングス)の緊張が強ければ骨盤は後ろに傾き、前側の筋肉(大腿四頭筋)の緊張が強ければ骨盤は前に傾きます。
そして、骨盤を後ろに傾けるだけで椎間孔が狭小化し、下肢に行く神経が絞扼されて痺れが出たり、姿勢の崩れから骨盤周りの筋肉に負担がかかり腰の痛みが出てきます。
…
ふくらはぎの筋肉なんて…と思うかもしれませんが、ふくらはぎや太ももの前後につく筋肉の柔軟性のバランスは腰痛にとても関わってくるのです。
日常からふくらはぎの筋肉の柔軟性を高めることの重要性が少しでも伝わったでしょうか?
足のだるさをとる。
むくみを取る。
だけではなく、怪我の予防やさらには腰痛の改善にも効果があると知ったら、伸ばさずにはいれません!
下肢の痺れ、硬さなど何かお困りのことがあれば、是非西船はりきゅう接骨院にご相談下さい!
当院は、骨盤矯正による痺れの改善や、産後の体のゆがみなども取り扱っています!
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
吉田。