スポーツ、日常生活で要注意!膝の外傷予防しましょう!!
2018年06月30日
こんにちは!西船はりきゅう接骨院の佐々木です。
自分自身初のブログ!!ということで頑張っていきたいと思います。
梅雨明けが発表され、最近は雨も少なくなってきました!
ただ、気温の変動も大きく、一気に暑くなりましたね。
湿度も高く、はやくも夏らしい気候になってきました…
夏みたいになるの早すぎだよ!!!!(笑)
今年も暑い夏が予想されるので、水分補給等しっかり行って、自分の体調管理はしっかりしていきましょう!
では、本題に入りますよ~
今日のテーマは『膝のアライメントについて』です!!!
ん?アライメントって何?
アライメントとは骨の配列のことを言います。
例えばX脚、O脚、反り腰など身体の特徴があります。人によって日常生活、行っているスポーツは違いますよね。
そのようなそれぞれの習慣から生まれる変形などもアライメントです。
今回はその中で膝の『knee-in toe-out』というものに目を向けます。
knee-in toe-outとは膝が内側に入り、足部は外側にある状態のことを言います。
実はこの状態、不良アライメントとも呼ばれ、非常にケガをしやすい姿位です。
特にスポーツ中にこの姿位になると、スピードによる負荷や無理な体勢などが影響し、膝の前十字靭帯や内側側副靭帯損傷、膝蓋骨脱臼、半月板損傷など重大なケガになってしまう恐れがあります。
スポーツ中では、主に切り返し動作で膝が中に入りやすく、
バスケットボール、サッカー、テニスなどでこの危険な姿位になりやすいです。
また、普段の生活の中での習慣からのアライメントが問題でその姿位になりやすい方もいらっしゃいます。
例えば、偏平足の方は足のアーチが一般的な方より下がっています。このアーチが下がると、
足関節が内側に入ってしまうので、踵が外側に行き『knee-in toe-out』の姿位になりやすく、脛骨の内側にある後脛骨筋が張ってしまいシンスプリントなど他の障害が出てきてしまいます。
なんとなくこの膝のアライメントについて怖いイメージがついたかなと思います。では、そんなケガをしないようにするためにどうすればよいか…
対策として予防と理解をしましょう!!!
<予防>
・外転筋の強化
外転筋が弱い方は内側の筋肉が優位に働くため、膝が内側に入りやすいので、
内側の筋肉に負けない筋力をつける必要があります。
主に太ももの外側の筋肉とお尻周りの筋肉を鍛えることで外転筋は強化されます!!
☆外転筋トレーニング
①横向きで寝て、上の腕を体と平行に上げます。
②平行に上げた腕に近づけるように、上側の足を上下させます。
その時に、足を上げている部分の根元を見るようにすると、負荷のかかる部分の意識を持つことができます!主に中殿筋を鍛える自重トレーニングです。
・足底筋の強化
偏平足の方の膝が内側に入りやすいという話を先ほどしましたが、足底筋を鍛えてあげることによってアーチを保つことができるので、knee-in toe-outの予防になります。
足底のアーチには横アーチと縦アーチがあります。それぞれのアーチを鍛えてあげることで下肢の負担も減るので、足底筋膜炎などの障害も減らすことができます。
☆足底筋トレーニング
①横アーチのトレーニング
タオルを敷いて、両足の指でタオルをつかみ手繰り寄せます。
タオルギャザーと呼ばれるトレーニングです。
②縦アーチのトレーニング
つま先を上げて、足の親指を床につけるように動かします。
その時につま先を上げた状態は維持し、他の指を床につけないようにします。
<理解>
・不良アライメントの理解
knee-in toe-outはケガに繋がる危険な姿位なので、スポーツ時や普段の生活を過ごす中で意識づけが大切になります。理解があれば、『これは危険な体勢になってしまう』と頭で考えることができるので対策として有効です。
意識づけが大切!!!
いかがでしたか?
身体の特徴は人それぞれ変わるので、
自分の体に目を向けてケガを予防していきましょう!
当院では再発予防に力を入れているので、トレーニングやご自宅で出来るストレッチを知りたい方は、是非西船はりきゅう整骨院にご相談ください!!
ps,こないだ草野球の方がオーナーを務めるダーツバーに行きました!
ダーツって難しいですね…
狙ったところになかなかいかなくて苦戦しました。
もっと上手くなれるように頑張ります(笑)