指が伸ばせない!?それってばね指??
2017年01月25日
こんにちは。冬でも元気に半袖の相場です!
今年は体調が安定していて風邪をまだ引いていません!
毎年年末年始に風邪を引いていた自分にとってはとても嬉しいことです。
最高気温が2桁に届かない日が続いていますので皆さん是非体調管理をして風邪やインフルエンザには気をつけましょう!!
以前にも書きましたが僕のオススメはビタミンCのサプリメントを摂ることです。
続けていた事によって今の体調があるのかなと感じています。
免疫力についてのお話も以前していますので
を参照ください(^O^)
さて最近、
「朝起きたら指が伸びなくなった」
「指の曲げ伸ばしの際に引っかかり感がある」
「ネットで調べたらこの症状ってバネ指?」
という方が多くいます。
そこで今回は「バネ指」についてお話をしていこうと思います。
バネ指ってなに?どんな症状?
指を曲げ伸ばしする際に筋肉や腱が骨を動かします。
手を握る時などには前腕の筋肉を使いますが、その筋力を末梢部まで上手く伝えるために筋腱の通り道に(腱鞘)に腱が通っています。
腱が浮き上がらないように骨に腱を抑えているのが腱鞘です。
バネ指は「通る腱」か「通られる腱鞘」に炎症が起こって通りが滑らかでない際に弾発現象(バネ現象)が起こる状態です。
誰に起こりやすい?
ばね指は腱鞘炎の症状なので以前お話した「ドケルバン病」などと同じく更年期や妊娠・出産後の女性に多く発症します。
またホルモンバランスなどの影響を受けやすく、加えて出産後に前腕や手指の筋肉を多く使う時期や手先の作業が日常的に多い方に多いです。
治療法はなに?
第一選択は保存療法です。(メスを入れないということ)
治療では以下のことをします。
1.安静
使いすぎや間違った使い方が多くの原因なのでまずは安静にします。
2.固定
上手く安静にできない場合は固定をします。
固定を長期に渡ってすると筋肉が固まりやすく運動療法でいきなり動かすと痛みが出る場合があるというデメリットもあります。
3.運動療法、マッサージ
手指や前腕、上腕や肩甲帯まで筋膜で繋がっています。関連する部位を緩めて負担を減らしてあげることも重要です。
4.物理療法
超音波やパラフィン浴などの温熱療法で温めてあげることによって組織の伸長性を高めることも大切です。
基本的に重症でなければ保存療法で治療をしていけば少しずつ良くなっていくはずです。
重症化している際や中々変化がなくずっと痛い場合は手術をします。
ケアの方法は?
いくら治療をしても負担が治療を上回れば良くなる速度も遅いですし、弾発現象が中々治らないなんてことになりかねません。なので、負担を減らすために負担がかかりにくい構造にするケアもやってもらいます。
引っかかり症状が出ている場合は特に自宅でのセルフケアが大切になります。
1.手首や肘周り、上腕部の筋、筋膜を緩めるストレッチ
2.体幹と肩甲骨、上腕骨の連動性を良くする体操
3.肩甲骨や背骨骨盤の正しい位置や姿勢強化
この3つがうまく出来ていると負担がかかりにくいので再びバネ指に悩まされることもすくなくなります!
ただ、症状は人により様々です、同じ症状でもアプローチする部位は全て同じではありません。
万人に言えるのは体のバランスを整えて負担がかかりにくい体を作っていくことが大切になります!
トータル的にバランス調整をしてリハビリをしていきましょう!
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