歩くのも走るのも痛い!!これは肉離れ!?
2020年08月17日
こんにちは!
西船はりきゅう接骨院の相野です!
梅雨が明け、とうとう夏らしい季節になってきましたね。
夏にマスクなんてはじめての経験ですが皆さん熱中症対策は出来ていますか?
今回のテーマは《肉離れ》です!
皆さん、肉離れの経験はしたことありますか?
『あ、やばい』と思ったことあるかと思います。
そもそも肉離れってなぜ起こるのか?
肉離れとは?
筋力は互い違いに並んだ筋繊維の束というものから出来ています。
その筋繊維の束が伸ばされながら収縮して噛み合うことで、筋力が負けて部分断裂を生じます。これが肉離れです。
ゴム紐に例えると、伸ばされながら収縮しようとすると最大筋力が発生し、強く収縮した筋肉がそのまま固まってしまった状態がこむら返りです。これは経験がある人の方が多いかと思います。
強い張力が加わると筋肉や腱が完全に切れることもあります。
ダッシュや全力疾走などの動作中に急激な痛みが出現することが特徴であることから主にスポーツ中に肉離れを生じることが多いと言われています。
運動中のジャンプやダッシュ動作、急な切り返し動作など、筋肉の瞬間的な収縮が過度に行われることで、筋肉や筋膜が急に引き伸ばされて損傷します。
スポーツ中に多いと言われていますが他にも原因はたくさんあります。
柔軟性の低下、筋疲労など、肉離れの原因には、肉離れの既往歴や年齢、筋力低下や柔軟性低下、関節可動域制限、筋疲労、バランス能力低下などがあげられます。
肉離れの分類
肉離れにも重症度があり3つの分類に分けられます。
Ⅰ型(軽度) :出血所見が特徴である軽症型
Ⅱ型(中等度):肉離れの典型例で筋腱移行部、腱膜の損傷が特徴の中等症型
Ⅲ型(重度) :腱性部の断裂や筋腱付着部での裂離損傷といった重症型
接骨院で多くみられる症状はI型、II型です。
肉離れの症状
損傷を起こした筋肉を伸ばした時(ストレッチ痛)や力をかけるとき(筋肉の収縮時痛)に痛みを生じます。そのため、ふくらはぎを損傷した場合、歩く時などの体重をかけた際に痛みが強くなり歩くのが困難になります。
重症度の肉離れだと、皮膚の陥凹や内出血の症状が伴ったりします。
肉離れをした!当日接骨院行けない!と言った場合、、、まずはRISE処置を!
RISE処置とは?
R…rest 安静
I…icing 冷却
c…compression 圧迫
E…elevation 挙上
目的としては受傷部位や周辺組織の二次的な障害の予防でもありま。
これらを行うことで症状を抑えることができます。
当院ではサッカーや野球など行っている患者様がたくさん通院されています。
肉離れをしてしまった患者様でも当院でしっかり治療し競技復帰をしています。
治療はもちろん、トレーニングも実施しているためその後の予防もバッチリです!
肉離れのような症状でお困りな方は是非当院までご相談ください。
この暑い時期ですが、水分補給も十分に取り熱中症には気をつけてスポーツも楽しみましょう!!