船橋&市川から野球肩、野球肘をなくそう!第8弾!
2016年06月20日
こんちには、院長の神保です。
気持ちのいい春が終わり、梅雨のシーズンが始まりました。
梅雨の時期はジメジメとして湿度が上がります。
以前に腰や膝など関節部分を痛めてしまったことがあるかたは、痛みが出やすくなってきます。湿度など高く、不快指数が高いときは古傷が痛みが誘発されやすくなります。
昔の人が「古傷はうずく」とはよく言ったものですが今はその原因が少しずつ解明されてきています。
気圧が低下すると天候が悪くなり、頸部や耳にある神経のセンサーが反応をして交感神経が活動的になります。
そうするとアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌をされます。
そうすると血管の収縮がおこり、痛みを感じるセンサーにスイッチが入り、感じるという仕組みです。
簡単に説明すると体の中には痛みを感じるセンサーがあり、ストレスを感じるとスイッチが入ってしまい、痛みを感じやすくなってしまいます。
ストレスが痛みを誘発してしまいます。さらに言うならば、痛めた組織は修復し、治ってきますが新品にはなりません。
組織が弱いのにストレスがかかり、痛みを誘発していきます。
痛みを感じやすいときは温めたり、ストレッチをしたり体を動かして循環を良くしていきましょう!
今日は久々の「船橋から野球肘、野球肩をなくそう!第8弾!」
テーマはアイシングについてご説明しようと思います。
アイシングとはクライオセラピー(冷却療法)といってアメリカなどではかなり浸透した治療法です。日本でも今ではピッチング後にアイシングをするようになってきました。
ただ、皆さんは間違ったアイシングをしていることが多い!
正しい方法と意味をご説明していきます。
アイシングの効果とは?
まず、クライオ(冷却)セラピー(治療)とい言って患部を冷やすことにより炎症や熱を抑えたり、損傷した毛細血管の出血を抑えたり、痛みを一時的に抑えたりとします。
《炎症を抑制する効果》
傷ができてしまうと炎症が起こる。炎症を抑えるためにアイシングを行う
《痛みの感覚を低下させる効果》
「冷やす」ことにより感覚が麻痺をして鈍り、痛みの感覚を消失、軽減をすることができます。冷やすことにより、血管透過性低下が起こり、発痛物質(ブラジキニン、プロスタグランジン、ヒスタミン)といった痛みを感じさせる物質を抑制する効果があります。
《反動作用》
体は冷やすと温度が下がり、体温が下がると平常まで戻そうとする。体は防衛反応があり、冷やすと体温が下がるので体温を維持しようとして温めようという反応が起こります。
これが血液循環を良くしてその際に疼痛をだす物質や老廃物を血管やリンパ管などで吸収をして流してくれます。
アイシングのコツ
1.大事なのはいち早く冷やすこと
2.冷やすのに最適なのは氷水
アイシングをする最適な温度は0~1℃のものを使う製氷機で作ったものが一番おススメ
冷蔵庫で作った氷は必ず水を通して表面を溶かして使う
3.ビニール袋にいれて使う場合は袋を二重にして、表面を平らに整えて空気を抜いてとめる
4.氷のうをあてるときは伸縮性のバンテージで固定をして軽く圧迫をすること
5.冷やす時間としては15~20分くらいで感覚がなくなるまでおこなう(凍傷に注意する)
疲労回復のためアイシング方法
お風呂に入った際 に温冷交代浴をすると肩や肘などの張りや重だるさなども軽減します。
アイスパックにて患部を1分冷やす、1分お風呂で温める。この動作を5回前後繰り返します。
以前に書いたブログの身体のケアの方法も参考までに→こちらまで
最近、僕はグリッドローラーにはまっています。自宅や職場でも時間をみつけて行っています。身体の痛みや負担をとるのにすごく効果的で接骨院内での治療やリハビリでも使っています。
肩こりや腰痛、五十肩、膝の痛みなど様々な症状に使うことができます。
おススメなので皆さんもやってみてください!
肩の痛み、腰の痛みや産後骨盤矯正は西船はりきゅう接骨院までご連絡ください!