船橋&市川【足関節捻挫】でお困りの方は西船はりきゅう接骨院へ!
2017年10月27日
皆さんこんにちは。
夏の果物『梨』の時期が終わり、寂しい気持ちでいっぱいの相場です。
すっかり秋の季節になり、季節の変わり目時期ですね。
朝晩は冷え込むことが多く、身体が気温差についていけなくて体調を崩している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
自分もその中の1人です…笑
皆さん気温に合わせて脱ぎ着できる服などを来て体温管理を意識して体調に気をつけましょう!
それでは今回が最終回!
足部機能障害シリーズ第5弾『足関節捻挫』についてお話しして行こうと思います。
スポーツをしている人、通勤でヒールを履く人、などに多い足関節捻挫、
『足くじいた!足ぐねった!』
などいいますが、一体足関節ってどのようになっているのでしょうか?
【足関節捻挫ってなに?】
足関節捻挫は足関節を捻って本来の生理的範囲である可動域を超えて足関節周辺の靭帯が損傷(一部損傷、部分断裂、完全断裂)することを言います。
足関節の動きは単体の動き(6種類)とそれを合わせた複合的な動きがあります。
6種類の動き
屈曲(底屈)30〜50°
伸展(背屈)20〜30°
内転15〜25°
外転5〜15°
回内20°
回外30°
6つの動きを合わせたもので内返しと外返しがあります。
内返し(屈曲、内転、回外を合わせたもの)
外返し(伸展、外転、回内を合わせたもの)
内側に捻り、主に前距腓靭帯、踵腓靭帯を
外側に捻り、主に三角靭帯を痛める事があります。
【主な発症原因】
定義:底屈位での減速動作において足関節が過度の内反位を呈する事によって発生する。
…つまり!
着地の際につま先を伸ばした状態で内側に足が巻き込まれた時
着地の際に他のプレーヤーの足に乗った時
つまずいて引っかかったまま転んだ時
ストップ、着地動作で接地する時
などが多いです。
【足関節捻挫の症状は?】
では足関節捻挫ではどのような症状がでてくるのでしょうか?
基本的に程度にもよりますが、歩行痛、動作痛、足関節を内反位にすると痛みが走る
などの症状がでます。
急性期
腓骨前下方の圧痛と皮下出血、腫脹、熱感
陳旧例
靭帯部分の圧痛、内果前方に圧痛がみとめられる事もあります。
捻挫は軽度、中度、重度、だいたい3パターンに分かれます。
1.軽度:靭帯が一部に傷が付いている
2.中度:靭帯の一部が切れている
3.重度:靭帯が完全に切れている
度合いに応じて治療、固定、治療期間等が決まってきます。
【捻挫をしてしまった時】
まずは捻挫をしてしまった際は4つのステップで対処をしましょう!
その対処とは…RICE処置!
R:rest 安静
(患部の修復を早めるため)
I:ice 冷却
(痛みの軽減や、腫脹や炎症をコントロール)
C:compression 圧迫
(適度な圧迫で腫脹をコントロール)
E:elevation 挙上
(心臓より高い位置にあげることによって腫脹、熱感をコントロール)
この4つをすることによって受傷後の腫脹、炎症を引かせて回復を早める効果があります。
【治療法は?】
当院では治療を3つのステップで行っていきます。
1.整復
まずは足関節の位置関係を正しい位置に戻すために整えて復元させるように整復を行っていきます。
2.固定
整復をして正しい位置関係にある状態のままで、固定をしていきます。
方法はテーピング、包帯、シーネ固定、サポーターなどで、個々に合うものを選択していきます。
3.トレーニング
再発防止のためにトレーニングをしていきます。
トレーニングをしないでそのままにしておくと、再度足関節に負担がかかりやすく再発してしまう事が多々あります。
【再発防止トレーニング】
捻挫の再発防止には足首周辺の強化も大切ですが、股関節、骨盤周りの筋肉の安定化も大切です。
股関節周囲のトレーニング1
上げて下げてを10回行います。
注意:四つん這いの状態が崩れないように股関節だけを動かすようにしてくださいね。
股関節周囲のトレーニング2
横向きで寝た状態から上の足のつま先を地面の方に向けます。その状態から股関節を外側に開き閉じるを10回行います。
【まとめ】
受傷したらRICE!
その後は整復固定!
再発防止にトレーニング!
【お知らせ】
来週31日には毎年恒例のハロウィンイベントがあります!
先生たちが色々な仮装をしますので、皆さん是非お待ちしております!