足首を捻ったらすぐ処置を!
2024年12月6日
こんにちは!
西船はりきゅう接骨院です。
12月に入り、段々と気温が下がり冬を感じれる季節になってきましたね!
寒い時期になってきて、ランニングなどをされる方も増えてきたかと思いますので、今回は足関節捻挫についてお伝えします!
足関節捻挫とは足首を捻った時に、足首を支えている靱帯が損傷することを言います。
足関節のほとんどが、内側に捻る内反捻挫が多く、足首の外側の靭帯を損傷し、腫れ、痛み圧痛が出ます。
靭帯にも色々と種類があり、その中でも前距腓靱帯損傷が1番多く見られます。
捻挫はスポーツ(例:バスケ、バレーボール)をやっている方に多く見られますが、スポーツだけでなく、階段を踏み外したり、つまづいてしまったりなど、日常生活でも多く見られる症例です。
一度捻挫をしてしまうと、捻った際に靭帯が伸びてしまい、ほっといてしまうと伸びたまま修復してしまい、再び繰り返してしまうリスクがあります。
痛みがなくても、捻ってしまった時点で捻挫の軽度に含まれます。
痛みがないからといって放置するのではなく、しっかりと処置していく事が大切です。
RICE処置
足首を捻った際に患部の腫れ・痛みを緩和させるために応急処置としてRICE処置を行います。
RICEとは Rest(安静)、Icing(冷却)、compression(圧迫)、Elevation(挙上)の英語の頭文字を並べたものです。
Rest(安静)
足を捻った後に無理に患部を動かすと痛みが強くなる恐れがあります。
まずは悪化しないように患部を固定して安静にする事が大切です。
Icing(冷却)
冷やすと血管が収縮して、患部の痛みの感覚が鈍感になり腫れや内出血を抑えられます。
20〜30分かけて冷やし、奥の方まで冷やしていきます。
20〜30分冷やした後は1〜2時間間を空けてまた冷やします。
これを何度か繰り返して行います。
Compression(圧迫)
患部の腫れ内出血を最小限に抑えます。
きつく圧迫しすぎるのは注意してください。
Elevation(挙上)
受傷した部位を自分の心臓よりも出来るだけ高い位置に持ち上げる。
高くする事により、患部に余分な血液やリンパ液が溜まるのを防いで、内出血、腫れや痛みが緩和します。
怪我をしてから48時間〜72時間を急性期と言います。この急性期に適切なRICE処置するだけでも、痛みや腫れが抑えられ、回復するのに役立ちます。
当院では整復するだけではなく、回復スピードを早めるために、マイクロカレントを使用しながら治療をしていきます。
マイクロカレントとは微弱な電気を流し、組織の回復を早めてくれるものです。
無理に動かさず、電気を流していくので痛みが悪化するリスクも下げてくれます。
痛みに我慢せず、少しでも怪しいと思いましたらすぐご相談ください!☘️