過度な運動はシンスプリントに注意?!
2025年07月31日
こんにちは!
西船橋はりきゅう接骨院です!

7月にもなり、部活動をしている学生さん達は最後の追い込みにも入ってきている方も沢山いらっしゃるかと思います。
練習がハードになると共に、脚に痛みを感じる学生も増えてきます。
もしかしたらそれ、【シンスプリント】かもしれません。
シンスプリントは、正式には「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」と呼ばれる、すねの内側(脛骨内側)に痛みが出るスポーツ障害です。特にランニングやジャンプを繰り返す運動をしている人に多く見られます。
原因
シンスプリントの主な原因は、脛骨(すねの骨)を覆う骨膜に対する繰り返しのストレスや牽引力です。これにより、骨膜に炎症が生じて痛みが発生します。
・使いすぎ(オーバーユース):急激な運動量の増加、走行距離の急増など
・フォーム不良:走り方に問題がある(特に足の着地)
・硬い地面での運動:アスファルトなど
・不適切なシューズ:クッション性のない靴や足に合っていない靴
・筋力や柔軟性のアンバランス:特に足底筋やふくらはぎの筋肉
原因も色々とありますが、特にアライメント不良が見られるとシンスプリントになる原因に繋がります。
よく見られる原因は
扁平足

足の裏にある土踏まず(アーチ)が低下または消失して、足裏全体が床にベタッとついている状態を指します。本来は、土踏まず(内側縦アーチ)があり、歩行時の衝撃を吸収し、バネのように働く構造ですが、このアーチが潰れて、足全体が平らになり、衝撃吸収がうまくできなくなります。
その影響で後脛骨筋などが過剰に働き、脛骨の内側に炎症が起きます。
回外足

足首が外側に傾いて、足の外側に体重がかかりやすくなっている状態を指します。本来は足は着地の瞬間に軽く回内(内側に倒れる)ことで、地面からの衝撃を吸収します。回外足だと、足が外側に傾いているため、着地時に内側への倒れ(回内)が足りなく、結果として、衝撃をうまく吸収できず、足・すね・膝・腰にダメージが蓄積しやすくなります。その影響で衝撃吸収が悪く、すねの骨膜に炎症が起こります。
他にもO脚やニーインなどのアライメント不良からシンスプリントになる方が多くいます。
当院ではアライメント改善のために足の調整やご自宅でできる簡単な筋力トレーニングをお伝えします。炎症が起きている場所には超音波などの電気療法で改善を目指していきます。

痛みに我慢せず、気軽に当院までご相談ください!





