現代人を苦しめる『スマホ首』とは
2021年12月10日
こんにちは!
西船はりきゅう接骨院の越川です!
今、現代人に必要不可欠なのが『スマホ』です。
このブログを見て頂いてる方もスマホで見ている方が多いのではないでしょうか。
色々な情報やSNS、動画配信サービス、音楽、ネットショッピング、ゲーム等がスマホ一つである程度のことができるようになり、便利な世の中になりました。
便利になりましたが、使い過ぎるといろいろな体の不調がでてきます。
その中でも今回は、『スマホ首』についてお伝えしていきます。
スマホ首とは
スマホ首とは、いわいる『ストレートネック』のことを言います。
ストレートネックとは、その名の通り、首の骨が真っすぐに近づいている状態を意味します。
人間の首の骨は7個の骨で構成されており、本来は緩やかに前弯してカーブを描いています。
このカーブのことを『頸椎アーチ』と呼んでいます。
そこに、うつむいた状態が続くことにより、頭を支える首に大きな負担をかけ、頚椎カーブが徐々に失われてストレートネック(スマホ首)になってしまいます。
ストレートネックの原因
普段の日常生活やお仕事で、スマホやパソコンを見ているときはどうしても顔が下を向いた姿勢にになるので前かがみの姿勢になりがちです。
その姿勢は、首の前にある筋肉が緊張しやすく、頭の重心を前に変えてしまうことになります。重心が前にけば行くほど首の負担は、それに比例して負担が大きくなります。
主な要因
①長時間のパソコン作業
②同じ姿勢のスマホ、読書
③高すぎる枕の使用
④不良姿勢
ストレートネックが引き起こす身体の症状
①首こりや肩こり
ストレートネックになると、頭の重さが首や肩にかかる負担が大きくなるため
首こりや肩こりのリスクが増えてきます。
②頭痛
ストレートネックによって首や肩の筋肉が硬くなると、筋の緊張によって血管が圧迫され、脳へと送られる血液量が減少します。
その結果、片頭痛や緊張型頭痛のリスクが高まります。
③自律神経系の症状
首周りの筋肉が硬くなることにより、自律神経のバランスに悪影響を及ぼし、自律神経失調症やパニック障害、うつ病、不眠症など発症するリスクも高くなる可能性があります。
その他に、眼精疲労や倦怠感、吐き気などみられ、ひどい場合ですと腕や手に痺れがでることもあります。
ストレートネックなのか?セルフチェック方法
ご自宅でできるストレートネックかどうかチェックできる方法があります。
皆さんもぜひ試してみてください。
1.壁にお尻と背中を付けて立ってください。
2、『かかと』⇒『おしり』⇒『肩甲骨』の順番で壁につける。
この姿勢ができたら①~④の項目をチェックしてください☟
①意識せず、自然と頭の後ろがついている。
⇒正常です。ストレートネックの可能性は低いです。
②少し頭の後ろが浮いているが、意識すれば壁につく
⇒ストレートネックの予備軍です。
③後ろの頭が壁から離れているが、頑張って意識すればつく
⇒ストレートネックの可能性が高いです。
④後ろの頭が壁から離れすぎていて、頑張っても壁にくっつかない。
⇒重度のストレートネックの可能性があります。
ストレートネックの予防法
①スマホ、パソコンの長時間使用を控える
または、目線の高さを一緒にする。
②同じ姿勢を続けない
③デスクワーク時の座り方に気を付ける。
④枕の高さを見直す
⑤筋肉の柔軟性、強化
当院では皆様のお身体がどのような状態になっているか、検査、評価をしたうえで改善方法をお伝えしていきます。。
症状を改善するにあたって、患者さんにあった独自の施術方法やストレッチ方法など様々なやり方があります。
ストレートネックのみならず、首や肩の症状、猫背に悩みがある方は気軽に当院にご相談ください。