船橋&市川から野球肘野球肩をなくそう!第7弾!

2016年02月9日

こんにちは、院長の神保です。1月から2月にかけてさらに寒くなり体調管理が大事になります。

私は風邪をひかないためにビタミンⅭをサプリメントでとっています。意外と効果があるのか例年よりは体調がいい感じがします。

皆さんも体調管理には注意をしましょうね。

 

最近はみているチームでは腰痛の発症率が高くなっています。なので、今回は肘、肩ではなくスポーツ腰痛(野球腰痛)についてお話をしていきたいと思います。

 

スポーツ腰痛とは何か?

名前の通り、スポーツをしていて腰痛になることを表わしますが、原因は定かではなく、発症機転などもはっきりしない、ただオーバートレーニングによる腰痛も多いです。

また、脊椎に損傷が起こっても軽微なことが多く、スポーツを繰り返すことにより腰部の筋肉に刺激をあたえ、筋緊張が生じて慢性的な腰痛を起こすことも少なくないように考えられます。

 

スイッチヒッターに腰痛は少ない

野球選手の腰痛で多くの原因はスイング投げることに問題があります。多くは椎間関節や椎間板の基礎構造に問題が起こる障害。

仙腸関節障害、腰部筋膜障害、腰椎分離症、棘間靭帯損傷など皆さんがあまり聞きなれない言葉も多く、多彩であります。

いずれも過度の腰の捻り使い過ぎにより障害が発生します。これを防ぐためには過度なスイングを控えるか、スイングしても痛めないような体に変えてあげるかをしなければいけません。

練習をしるのにスイングを控えろとは難しいと思いますので、まずはスイングしても関節や筋肉にストレスが減らせるような体の柔軟性筋力、それとバランスを鍛えなければいけません。

今回は腰痛の中でもなってしまうとあまりよくない腰痛、腰椎分離症をお話していきます。

 

腰痛分離症とは何か?

腰椎分離とは成長期のスポーツ活動によって脊椎の後方部分に生じた一種の疲労骨折であると考えられています。特に第5腰椎に多く、みられます。力学的に脆弱な部分でストレスが一番かかるであろうと言われています。

両側性が多く、診断にはレントゲン検査をします。初期の分離でわかりずらい場合などはMRIやCTなどより細かい検査が必要となってきます。

好発年齢は早くて小学生高学年から高校生と成長期に起こります。年齢が若く、初期の分離であれば骨がつくのを最優先とするために最長で6か月のくらい安静と固定をして経過をみていきます。

 

どんな症状か?

分離症の場合は主に腰を後屈と言って、後ろにそることにより腰椎の真ん中部分に痛みを感じます。長時間の立位や座位にて痛みを感じてきます。症状が進行すると安静時にも痛くなることもあります。

分離をしていても必ず痛くなるわけではなく、無症状のままで運動を継続する人もいます

分離の初期の場合、治療のチャンスを逃すと分離部は偽関節といって骨が完全につかずに一生残ることになり、腰が弱点として弱くなってしまうことがあるので注意が必要となります。

そうなると成人となっても腰痛などいろいろな症状の原因となってしまうことが多々あります。
現実には分離症である選手は多く、ハイレベルな選手の20~30%が分離症であると統計がでています。

実際に選手たちは初期の分離であればスポーツをするのに障害にならないとして、治療を軽視してあまり行わないことがあります。

完全に運動は中止にしなくてもいいと思いますが、しっかりとした治療リハビリは大事で日常生活にも支障をきたす可能性がありますのでしっかりと治すチャンスに治療をすることは大切です。

 

分離症の原因は?

運動をすることにより、発症しますが特に野球には腰に負担のかかる動作が多いです。腰をそる捻ることにより、腰椎はダメージをうけ、痛みを発症します。ピッチングにしてもバッティングにしても捻りが入るために負担がかかってしまします。

その痛みを起こす動作にプラスして今の子供たちは身体の機能が備わっていません。
その要因は

1.股関節の硬さ
2.胸郭の硬さ
3.骨盤、背骨の硬さ
4.体幹の機能不全
5.足指の機能不全(偏平足など)

簡単にあげても上記の5つは非常に重要になります。細かくあげたらきりがないので特に意識してほしいののみを書きました。

 

バッティングやスローイング、ランニングなどの走り込みなど普通に野球を行っている動作はすべて負担がかかってしまいます。

それを「股関節の硬さ」「胸郭の硬さ」「骨盤、背骨の硬さ」「体幹の機能不全」「足指の機能不全」などで力を分散しますが、今の子供は身体の機能全般が弱くなっているために負担の軽減ができなくなっています。

これらの機能は腰以外の障害にも影響を及ぼしますし、パフォーマンスの低下にもつながるためにしっかりと改善していかなければいけません。

 

特におすすめするストレッチをご紹介します。痛めている患部に負担はかけれないので痛みが腰にでる場合は中止をしてください。

DSC_0663

ももの後ろのストレッチ

股関節の前面

股関節の前面

 

お尻のストレッチ

お尻のストレッチ

ももの外側のストレッチ

ももの外側のストレッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレッチは30秒×3セット 1日3セットが目安になります。
なかなか1日3回は大変ですが目標を決めて頑張って下さい。

分離症は痛めた進行段階で治療方針が変わってきます。まず、しっかりとした診断をして治療に入っていくことが大事となります。

早く復帰するためにもストレッチや身体の使い方などできることはたくさんあると思いますので頑張しましょう!

 

当院からのお知らせ1

2月8日から2月29日は塚田式骨盤キャンペーンを行っています。

なんと当院で行っている塚田式骨盤矯正が

1080円⇒540円(半額

17日は塚田矯正の日として希望者には無料とさせていただいています。

※なお、矯正のみの割引は行っていません

背骨、骨盤に歪みがあり、骨盤を整えたいという方は西船はりきゅう接骨院にご来院下さい。

 

当院からのお知らせ2

2月12日と13日は社員研修のため、お休みをいただいています。祝日を含め11日~14日の連休となっています。
お間違えないようによろしくお願いいたします。