船橋&市川から野球肘、野球肩をなくそう!第6弾!

2015年11月17日

 

こんにちは、院長の神保です。

もうだいぶ寒くなり、風邪やインフルエンザが流行をしてきます。少しでも予防するために手洗いとうがいは外出から帰ったら徹底的にしていきましょう!それだけでもしっかりとした予防になりますよ。

今回は久々に野球についての内容を書いていこうと思います。

船橋から野球肘、野球肩をなくそう!第6弾!

今回のテーマは野球において股関節と下半身の重要性を書いていこうと思います。 トレーニング理論については様々な意見がありますのであくまで僕個人の見解としてとらえてください。肯定も否定もしないでください(笑)

まず股関節とはなにか?

股関節とは骨盤を支えるのに重要な役割をしていて、上は身体の幹となる体幹、下は下肢をつながっています。まず、股関節とは6つの動きをします。

伸展、屈曲、内転、外転、内旋、外旋
この動きがしっかりと動くことによりスムーズな動作が行われます。

関節とは骨と骨とをつなぐ重要な部分であり、弱い関節を保護します。そこに関係する筋肉が股関節において重要な働きをします。

さらにいえば、股関節と骨盤は連動して動いているので骨盤が正しい位置動きやすいポジションにより、股関節もより力が発揮されます。 そのためにはその動きができる柔軟性と筋力を備えていかなければいけません。

 

なぜ野球において股関節は大事なのか?

野球とは下半身でためた力を指先へと伝えるスポーツです。ためた力を使う筋肉によって増幅しながら強い力を伝えていきます。

投球時に股関節の柔軟性とパワーをいかにうまく使えるかでこの関節がスムーズに動かせるかが決まってきます。

柔軟性の低下や筋力不足により股関節の回旋制限をつくっていまい、骨盤がうまく動かずに無理に違うところを使ってしまったり、負担がかかりすることにより故障する原因になってしまします。もちろんパフォーマンスも低下します。

 

下半身の力をうまく使うためにはいくつかおさえていくポイントがあります。

1.うまく使いこなすための柔軟性
2.力を伝えるための筋力
3.股関節をうまく連動するための骨盤の動きとポジショニング
4.うまく体を動かすための使い方

この4つが下半身の力をうまく使うために大事な部分になります。簡単なようで意外と難しいです。これをバランスよく行っていかなければいけません。

 

1.うまく使いこなすための柔軟性とはどこが大事になってくるのか?

結論からいいますとすべて均等に行わなければいけません。ただ、その中でも特に重要なのがハムストリングス(太もも後ろ)と腸腰筋(股関節の前面)になります。

そのあとで中殿筋、大殿筋(お尻)や内転筋(太ももの内側)となります。
このあたりの柔軟性はしっかりとつけなければいけません。


2.力をつたえるための筋力

下半身(太ももから股関節)で貯めた力をうまく上半身に伝えなければいけません。そのためには骨盤と大腿部をつなぐ腸腰筋骨盤を回をスムーズにする内転筋群が重要になってきます。上記であげた筋肉は同じで柔軟性と共に筋力も必要になります。


3.股関節をうまく連動するための骨盤の動きとポジショニング

骨盤がスムーズに回旋することが重要になります。そのためには骨盤を前傾させなければいけません。今の子供たちは姿勢不良が多いのは骨盤の位置関係(ポジショニング)が悪いからです。

骨盤が前傾して正しい位置だとうまく動きます。逆に骨盤が後傾していたら回旋がしずらく体の開きが遅くボールも見やすくなってしまいます。


4.うまく体を動かすための使い方

身体は骨盤という土台に背骨がのってそれが軸となり動作を行います。体をうまく使うためには土台となる骨格からそこを連動するための肩甲骨股関節の動きが重要となります。

柔軟性と筋力、それをうまく使うための動きづくりが大事となります。柔軟性と筋力を持っていてもうまく力を発揮できなければ意味がありません。それは動かすためのトレーニングが必要になります。

上記の4つをうまく改善してより故障のない体、パフォーマンスが行えるための体にしていくことが大事です。

 

今度は下半身の重要性とはなにか?

下半身とは名前の通り骨盤から下のこと、全体的なことを表わします。速いボールをなげる制球よくコントロールするキレのあるボールを投げる

これをするには安定した下半身が必要です。当たり前じゃやないか、という方もいますが大部分の方は意味を理解していません。意味があってトレーニングをする、そうすれば、どこをより明確に鍛えればいいかということがわかってきます。

 

安定した下半身とは?

これは家といっしょで土台の基礎となります。家も鉄筋をいれ、コンクリートで固めて強固な基礎をつくります。足りなければ、杭をうったりしてより地盤を強くします。それによって基礎の上に枠組みが載ってきて形を形成します。

身体もいかに骨盤、背骨がいい動きや関節が強くても土台となる下半身が弱いと安定せず、制球の乱れや速いボールが投げれなくなります。そのために地面に対して支える強固な下半身が必要となります。

 

下半身とはどこが重要か?

下から順番に言うとまず足の指でしっかり地面を踏みしめるための足の指の力。
足の後面でふくらはぎ、ふとももでハムストリングスももの後ろ)、お尻の中殿筋。これが抗重力筋と言って重力化で体を支える筋肉となります。

そして筋肉量が多いところになります。いいボールを投げるために重要な筋肉となり、筋肉量が多いところを特に鍛えていくことになります。
簡単に鍛える方法はスクワットです。下半身全体的に使って効果的に強化ができます。
高校生くらいになるとウェイトトレーニングを開始します。

 

すごく大事ですが鍛えた後に筋肉をならすためにピッチャーはシャドー。野手は素振り行ってください。

鍛えた筋肉を野球に生かすために野球の動作をしてうまく使えるように、筋肉を硬くしないためにおススメです。

効果的に骨盤や下半身を使い、故障予防、パフォーマンスアップにつなげていきましょう!

この冬の練習は年間を通して基礎となります。
大変ですが頑張ってしっかりと行っていきましょう。

当、接骨院では正常に体を使えるになるため、筋力、柔軟性などのリハビリ、トレーニングを行っています。そこから正しい体の使い方や投球フォームなど細かいところをチェックしていきます。

 

怪我をしない体作りとパフォーマンスアップのため体作りはお任せください!!

なにかありましたら西船はりきゅう接骨院までお越しください。野球をしている皆さんの力になれればと思います。