快適なはずのクーラーが原因で・・・
2015年08月7日
こんにちは、西船はりきゅう接骨院の石井です。
8月に入りましたが、皆さん夏を楽しんでいますか!?笑
連日、熱戦が繰り広げられていた夏の甲子園予選も終わり、49代表がすべて出揃いました!
今年の千葉県は決勝で大逆転の末、専大松戸が悲願の初優勝を果たしました☆彡
ここ数年、千葉代表は甲子園であまり良い結果を残せてないので、今年はなんとか上位に食い込んでほしいですね。
私もお盆休みに甲子園観戦に行くので、スタンドでビールを飲みながら選手たちを応援したいと思います笑
さて、連日30°を超す猛暑が続いていますが、体調管理はしっかり出来ていますか?
この時期の体調不良の原因の一つが冷房による冷えであり、いわゆる「冷房(クーラー)病」と言われるものです。
冷房病は、冷房が効いた場所に長時間いた後、外気温にさらされる事を繰り返すことにより自律神経のバランスが乱れが原因で起こると言われています。
自律神経とは、交感神経と副交感神経を合わせたもので体温調節や発汗など人間の生命活動を維持する大切な役割があります。
交感神経⇒身体を活発に動かしている時、緊張している時、ストレスを感じている時などに働きます。
副交感神経⇒休息している時、眠っている時、リラックスしている時などに働きます。
このように両神経はそれぞれ反対の働きをし、バランス良く働くことで健康を維持します。
しかし、自律神経は5℃以上の気温変化に対応できないため、冷房で冷えた場所と猛暑の屋外の出入りを繰り返すことで体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスに異常をきたし、頭痛、肩こり、腰痛、疲労・倦怠感、食欲不振、不眠症、むくみなどの症状がおこります。
冷房病は重症度によって第1期~第3期に分類されます。
第1期 [末梢血管収縮タイプ]冷房により、体が冷やされた状態で血流が悪くなり手足先が冷たくなります。
第2期 [内蔵の冷えタイプ] 冷気が次第に腹背部に侵入し、胃腸障害、婦人科疾患、泌尿器疾患などが起こってきます。また、2期になると肩こりや腰痛も感じやすくなります。
第3期 [次世代型の冷え性] さらにひどくなると全身に冷えを感じるようになり、ふらつき、めまい、疲労 感、血圧の変動、イライラなどの症状が現れます。
冷房病の予防・対策について
一昔前であれば、なるべくエアコンを使わずに扇風機等でやり過ごす事ができましたが、近年の30℃を超す猛暑の中ではエアコンを使わざるを得ない場合もあります。
そこで大事なのが、上手にエアコンと付き合うことです。
理想は設定温度を「外気温マイナス3~4℃」とし、「寒いと感じない温度」を心掛けて下さい。
とは言っても日中は外の気温が高くなり、外気温との差を5℃以内に抑えるのは難しいかと思います。その場合は一枚余分に羽織るか、掛けるようにしましょう。
そして寝るときは必ず、タイマー設定にするなど長時間の使用を控えてください。
この先も暑さは続き、9月までは冷房が必要になるかと思います。上手にエアコンと付き合い、体調管理をしっかりして残りの暑さを乗り切りましょう。
また、冷えによる肩こり、腰痛も非常に増えてきています。違和感を感じてる方はひどくなる前に、早めに西船はりきゅう接骨院にご相談下さい。
ではまた~