急な足の痛み、痛風=ビール!?
2015年04月15日
こんちには( ^∀^)院長の神保です。
僕は、高校野球のトレーナーをしています。春になると大会が始まり、
ワクワクするシーズンが始まりました。今は雨が重なり、大会が伸びています。
すっきり予選を勝って県大会に出場して欲しいですね!!
先日の日曜日は東海大望洋-志学館の試合を観てきました。
さすが、去年の甲子園出場校、東海大望洋高校は強かったです。
スタッフの石井先生の弟さんが4番を打っています。こんないい選手が
うちのチームにも欲しいです。
さて、今日はある患者さんの話をします。本日、船橋市山野町からのお越しのAさんのお話をいていきます。
朝、起きたら急に足首が痛いと言って夜遅くに接骨院に受診されました。痛めた原因は無し、なのに脹れと痛みは強いです。痛風を疑い、病院に行ってもらったらその通りでした。
今日は痛風についてお話します。
痛風=ビール
と連想される方が多いと思います。
痛風とは尿酸という物質が影響を及ぼします。
尿酸はどんな人にも一定量あり、循環をしています。尿酸が蓄積すると、とけなくなった尿酸は塩を作り、結晶になります。
これが尿酸結晶で関節の内面に付着をして、体の防衛反応で痛みを誘発していきます。
特に足の母子の関節や足首周囲に痛みを誘発します。
では何が尿酸をためるのか?
食事により、尿酸が過剰に摂取され、たまりやすくなります。
尿酸とはプリン体の老廃物、プリン体の「ごみ処理」がうまくいかないと痛風になってしまいます。
食事生活が大事ということです!
さきほどの痛風=ビールと考える人が多いですが、実はビールにはさほどの、プリン体が含まれていないことが最近の研究でわかってきています。
アルコールの中では多いですが、プリン体の摂取量を考えると、さほど多くはありません。
それよりは、納豆、鳥レバー、牛モモ肉などおつまみや普通の食事の方が多、普段の食生活が重要になってきます。
プリン体を多く含む食品
鶏レバー、カツオ、納豆
これらはビールの約50~100倍。
他にプリン体を多く含む食事は魚の卵、干物、。果糖には尿酸を増やす作用があるので、ジュース、缶コーヒー、スポーツ飲料なども注意が必要です。
ビールのあとのシメにラーメンという方も多いと思います。
骨と魚介系スープのラーメンも大量のプリン体も含まれますので、ビールではなく酒のつまみや飲んだあとのラーメンに注意が必要です。
痛風の予防には
特に大事なのはこまめに水分を摂取することです。
プリン体は常に体内にあるので予防するには避けるよりも、きちんと尿酸を体内に排出することが大事です。アルコールの過剰摂取は肝臓を疲弊させるので処理しにくくなるそうです。
ビールなど食事を気をつけながら水分補給を怠らない、そして激しい運動ではないウォーキングなどで有酸素運動をかかさないこと。
これが簡単に出来て大事なことになります。
プリン体を含む食品を1度に食べ過ぎず、1日2リットルの水分を補給する。
肥満の人の約70%は痛風の傾向にあるので太り過ぎないように注意をすること。
意外と簡単そうでできないこと。しっかりと意識をすればできることなので皆さん、注意をしましょう!
なってからでは遅いですよ。
名前の通り、風が当たるだけでも痛みを感じるのが痛風です・・・。
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