痛い!!しびれる!!『坐骨神経痛』
2019年12月6日
こんにちは!
西船はりきゅう接骨院 田中です。
さて、今回は以前に私も悩まされた『坐骨神経痛』についてお話します。
坐骨神経痛とは坐骨神経が何かしらにの原因で、圧迫や牽引されて痛みやしびれを引き起こしたものです。
お尻から脚への痛み。とても痛いです。シビレを伴う人もいます。
「のたうち回る」
「脚を切り取ってしまいたい」とか
良く聞く感想ですが、私も強い痛みに悩まされたときは本当にそう思いました。何も手につかないくらい辛かったです。
同じお悩みを抱えている方のお気持ちがすごく分かるようになりました。
坐骨神経痛はなぜ起きるのか
坐骨神経は第4・5腰神経と第1・2・3仙骨神経が合流して作られる神経です。
坐骨神経痛は傷病名ではありません。状態の名前です。坐骨神経がどこかで影響を受けるために痛みとなって現れます。
坐骨神経痛を引き起こす原因は主に「腰椎椎間板ヘルニア」←椎間板が神経の通り道に飛び出るが多くを占めています。
他にも
「脊柱管狭窄」←背骨の神経の通り道が狭くなる
「すべり症」←腰椎がずれる
「梨状筋症候群」←お尻の深いところの筋肉が硬くなる等、様々です。
私が悩まされたのは腰椎椎間板ヘルニアによるものでした。
酷いときは立っていても座っていても寝ていても、どの姿勢になっても、お尻からふくらはぎにかけて痛みが強かったです。
不良姿勢や運動不足による筋力低下、疲労の蓄積による体幹の支持力の低下など、たくさんの要因が重なって痛みやしびれが出るまでの状態になります。
どうすれば楽になるのか
私たちは
施術、お身体の強化、自宅でのセルフケア
が必要不可欠だと説明をさせて頂いています。
辛さを取り除くには原因に対する負担を減らしてあげることが大切です。
例えばヘルニアが原因であれば、
腰に関係のある筋肉(広背筋・殿筋・大腰筋・大腿筋膜張筋など)をしっかりと働ける状態にしていくことで患部への負担を減らします。
梨状筋が原因であれば殿筋を緩めたり股関節の動きをつけることで患部への負担を減らします。
負担を減らしてあげることが出来れば痛みやしびれの軽減につながります。
施術・身体の強化・セルフケア
< 施術 >
私たちの院での施術としては
筋膜リリース
鍼
関節調整
ストレッチ
などから必要なものを選んでオーダーメイドで行います。
< 身体の強化 >
お身体の強化については
西船はりきゅう接骨院では可能であれば「EMS」で体感強化をして姿勢の安定を目指して頂きます。
姿勢についてはまたの機会に説明させて頂きますが、身体をしっかりと支えられる体幹力が必要になるので強化を目指します。
< セルフケア >
状態の回復には自宅でのセルフケアが必要です。
接骨院で施術する時間は日常生活の内のほんの僅かなので、日常的に掛かる負担を減らすためにセルフケアをご案内させて頂いてます。
施術・強化・セルフケアをセットで進めていってより早く安定した生活を取り戻していただけるようにご協力をさせて頂きます。
セルフケアを少しご紹介します。
☆テニスボールケア☆
うつ伏せの状態で
①臍の横、指3本分のあたり
②骨盤の内側
にテニスボールを当ててお尻を左右に揺らします。当てているあたりに痛みが響けばOKです。
30秒~1分くらいすると痛みが楽になるので、次の場所に移ります。
<殿筋>
仰向けの状態でお尻にテニスボールを当てて膝を外に開きます。
ボールを当てたところに痛みが響けばOKです。
こちらも30秒~1分くらいすると痛みが楽になるので、楽になったら少しずつずらしてお尻全体を緩めていきます。
出来ればお尻の側面にも当てます。(横向きになると当てることができます。)
☆ストレッチ☆
殿筋ストレッチ
殿筋のストレッチは様々な方法がありますが、今回は座った状態のを載せます。
椅子に座った状態で足を反対の膝に乗せて4の字のようにします。
骨盤を立てた状態で股関節から前に倒します。
左の写真は姿勢が悪いのでうまく伸ばせません。
右の写真を参考にしてください。
<体幹トレーニング>
フロントブリッジ
腕立て伏せのような状態で肘をつき、身体が一直線になるように姿勢をとります。
肘は90度、つま先で支えます。
30秒この姿勢をキープします。もし30秒が難しければ10秒・20秒から始めます。
まずは3セット出来るといいですね。
他にもセルフケアの方法はありますので、必要なケアをその都度ご説明していきます。
私は施術とセルフケアを続けて少しずつ痛みが和らいでいきました。
身体を強化するためにEMSも始めました。今も再発予防のためにセルフケアを続けていきます。
同じようなお悩みを抱えている方はぜひ私たち西船はりきゅう接骨院にご相談ください。
しっかりとカウンセリングをさせて頂き、お悩みの原因を探り当てて的確な施術と説明・アドバイスをさせて頂きます。状態の回復を目指して一緒に頑張りましょう!