肘の痛みはテニス肘!?デスクワークでなりやすい。
2016年05月12日
こんにちは、西船はりきゅう接骨院の神保です。
やっと花粉症の時期が終わりに近づき、過ごしやすい日々になってきました。
これからは運動をするのに気持ちのいい季節ですね。
すぐに暑い夏がやってくるので気持ちのいい春の季節を満喫しながら、運動をしようと思う最近でした。
最近、当接骨院には俗に”テニス肘”と呼ばれる症状で通院される患者さんが増えています。
テニス肘というからテニスをしているんだろうと思う人が多いと思いますが、
大半の患者さんはしていません。
日常生活の中で肘に負担がかかり、痛めてしまいます。
昔はテニスをする人に多くみられたことから、テニス肘と呼ばれています。
正式には外側上顆炎または内側上顆炎といいます。
テニスでバックハンドを多用する人がバックハンドエルボーで前者になります。。
フォアハンドを多用する人がフォアハンドエルボーで後者になります。
今日はこのテニス肘(バックハンドエルボー)についてお話をしていきたいと思います。
テニス肘とは何か?
正式にはとくに意味はありません。以前はテニスをする人が痛めることが多いことからテニス肘と呼ばれています。
テニス肘=外側上顆炎といいます。
今はテニスだけでなく、日常生活で指を使うことにより肘の外側の外側上顆というあたりに痛みを起こします。
運動していない人でもたくさんいますし、逆をいうと運動していない人のほうが弱いためになりやすいのかもしれません。
好発年齢は?
特に年代関係なく、どの世代でもなりやすいですが多くみられるのは20代~30代の働き盛りに多いのと30代~50代の世代に多くみられることが多いです。
若い世代の方は働き盛りでパソコンなど酷使をすることにより、負担をかけてしまし、50代くらいの方は腱が弱く、脆弱になるためにストレスがかかりやすくなると考えられています。
テニス肘の発症原因について
テニス肘のなる原因を考えると
1.同一負荷による蓄積
腱が骨に付着しますが同じストレスを繰り返すことにより、腱の付着部に炎症がおき発症するものと考えられています。
いわゆる使い過ぎによることです。
最近では使い過ぎと、もう1つ大事なこととして
2.指の使い方の問題
これが大きいかなと私は思っています。
今の人たちはなんでも便利になりすぎてしまっているので正しい機能がなくなってしまい、
弱くなって楽な使い方をしてしまいます。楽をするということは機能は余計に落ちてしまいます。
正しいポジショニング、使い方でないためにより負担がかかり、発症率が上がると考えています。
テニス肘の治療方法は?
テニス肘を治すには痛みの元となっている炎症を抑える治療と負担をかけても痛みを感じないような構造
この2つが大事となってきます。
まず、炎症を抑える治療から考えていきましょう
1.患部の安静を保つ、サポーターをつけて補助をする
2.日常生活での使い方に注意をして肘にかかる負担を減らす
3.炎症を抑えるための湿布や薬をぬる
4.電気治療などで筋肉を緩め、血流を改善する
5.炎症がつよく熱があればアイシング、炎症が弱く熱がなければ温熱にて温める
機能を改善し、負担をかけても大丈夫な構造にするためのリハビリ
1.肘の周りの大きな筋肉と小さな筋肉のストレッチ
2.肘に負担のかける短橈側手根伸筋の強化
3.肩関節、肩甲骨の正しいポジショニング
4.上腕部と背部のストレッチ
5.背骨、骨盤などの正しい位置、姿勢強化
人により、同じ症状としても痛みの出る原因は様々です。
その人の体のバランスを意識しながら負担のかからない身体になるように上記のことを意識してリハビリをしていきましょう!
テニス肘=外側上顆炎は治りづらい、と言われています。なぜかというと常に使っているからです。
正しいリハビリをして早く、日常生活で痛みを感じないように治療、リハビリをしていきましょう。
なにかテニス肘や野球肘などお困りの症状がありましたら、西船はりきゅう接骨院ご相談ください。
船橋、市川、千葉市の患者様が大勢いらしています。
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