膝の下が盛り上がって痛い!オスグットってどうすればいいの?

2021年04月9日

オスグッド・シュラッター病

こんにちは!
西船はりきゅう接骨院の川村です!

今回は成長期に多いスポーツ障害「オスグッド病」についての

説明とケアの方法をお話しします。

 

 

オスグッドは

成長期男児(10〜16歳)に多く見られ

膝下部分の熱感、腫脹、膝下の隆起の他に


スポーツ後の痛み
膝を曲げた時の痛みなどを引き起こします。

 

原因

 

ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が

ジャンプや、ボールを蹴るなどといった
繰り返し刺激によって硬くなり

 

その筋肉が付着する部分(脛骨粗面)に
引っ張る様なストレスを働かせてしまい
発症するケースがほとんどです。

 

成長期でスポーツをやっている方は
常に太ももの筋肉を柔らかくしておく事が重要になってきます。

セルフケア(予防、悪化を防ぐ)

臀部のストレッチ

お尻の筋肉は固まると骨盤を後ろに倒してしまいます。

そうすると太ももの前の筋肉が上に引っ張られてしまい硬さに繋がりますのでまず第一にお尻をケアしましょう。

 

1 座った状態で片足の膝に反対足の足首を乗せます。

2 背中を丸めずに股関節から前に倒す。

3 イタ気持ちい所で30秒キープ

 

 

 

 

 

もも裏のストレッチ

もも前の筋肉(大腿四頭筋)は
もも裏の筋肉(ハムストリングス)の
ストレッチをすると緩む性質を持っています。

ダイレクトにもも前を伸ばすと痛みが強く出る方はもも裏をしっかりと伸ばしましょう。

 

1 台に足を乗せる

2 足首をそり膝を曲げず
 股関節から上半身を前に倒す。

3 イタ気持ちい所で30秒キープ。

 

 

 

 

もも前のストレッチ

 

前二つの手順をやった上で行うとより効果的です。

ここが痛みを引き起こす筋肉ですので

痛くない範囲でしっかりと伸ばしましょう。

 

 

1 立ったままor仰向けで寝た状態で足首をつかみます。

2 ももの前が伸びているのを感じながら
そのまま30秒キープ。

 

 

 

 

当院では膝を曲げられなかった子供たちが
その日のうちにしゃがめる様になって帰る子たちが多くいます。

痛みを感じたらまずこれらを行い早めに
当院にご相談ください。