膝の外側が痛い!!これって腸脛靱帯炎!?
2020年06月26日
皆さんこんにちは
西船はりきゅう接骨院の相野です。
今は自粛解除がされましたが、以前まではコロナウイルスの影響で自粛していた方もたくさんいたかと思います。
そんな中、街中をランニングをする人を大勢見かけました。お出かけができないなら散歩やランニング。皆さん健康に気遣っていたかと思います。
今日はランニングなどで生じる膝の障害
『腸脛靭帯炎』についてです。
腸脛靭帯炎とは
久しぶりに走ったり、走りすぎて膝の外側が痛い!といった経験はありませんか?
長距離を走った後に痛みが生じます。
進行すると膝の屈伸に伴い、さらに進行すると階段昇降にも影響が出ることもあります。
これは腸脛靭帯が大腿外側上顆の骨隆起の上を移動するため摩擦をくり返し、腸脛靭帯に局所的な炎症を起こして膝の外側に痛みが発生します。
それが腸脛靭帯炎です。ランナー膝とも言われます。使い過ぎ(オーバーユース)症候群のひとつです。
治療内容
オーバーユースのため、ランニングは一旦休止し保存療法が原則です。
ですが、腸脛靭帯炎の原因として股関節の柔軟性が欠けていることや股関節と膝との連動がうまくいかず痛みを伴う方も多くいます。
腸脛靭帯は大腿筋膜張筋、殿筋と連続しているため、腸脛靭帯のストレッチはもちろん、股関節周辺のストレッチをすると効果的です。
基本的に膝関節に負担がかかる構造をしています。そして、それを補うために周りに筋肉がついています。
ランナーの方は腸脛靭帯から大腿筋膜張筋、殿筋群に負荷が集中してしまいます。
当院では殿筋から太ももの外側に位置する筋肉(大腿筋膜張筋)などをケアをしていきます。
緩めることで股関節の柔軟性UPし、可動域の改善が見られます。ストレッチやトレーニング等も簡単なものからお伝えしていきます。
しかし、それだけではすぐに再発をしてしまいます。安定するためには弱く使えていない筋肉。内転筋と内側ハムストリングスといった筋肉を鍛えることにより、安定が早くなります。
今回はお勧めのトレーニングを2種類お伝えします。これを見て、ご自宅でも行ってみてください。
ちなみにランナー膝以外でも効果があります。
オスグット、変形性膝関節症など様々な膝の痛みに対応できます。是非、参考にしてみてください。
ストレッチやトレーニング方法が知りたい方はお気軽にお声掛けください!!
まずはこのような症状でお悩みでしたら一度当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか?
生活背景からどんな原因があげられるか一緒に考え患者様に合った治療をご提案致します!!
これからの季節、もっと気温が上がることが予想されます。マスクを着用しての生活で辛いですが水分をこまめに取り熱中症には気をつけて過ごしましょう!
コロナに負けず予防しながら夏を乗り越えましょう!!