船橋&市川から野球肘、野球肩をなくそう!第12弾!
2017年03月22日
こんにちは、院長の神保です。
花粉症もピークを向えています。残り1か月、早く1日が過ぎないかな~と思っている毎日です。
プロ野球もオープン戦が始まり、高校野球の練習試合解禁、シニアやボーイスリーグなども大会が始まっています。
今年も多くの試合をみて応援していきたいです。
本日のタイトルは船橋&市川と変更させていただきました。
最近、市川からも多くの中学生に来ていただいているからです。
最近は中学校の野球部より硬式野球に入っているクラブチームの子が多いです。
なぜかというと公式のボールは重いのもありますが、大会が始まるのが早いので寒い時期からハイペースな調整をして肩や肘に負担をかけてしまうというのが考えられます。
この2、3月は大会が続きますのでより入念なケアが求められていくと思います。
今日のテーマは【野球肩、野球肘のセルフメンテナンスの仕方】についてお話をします。
ボールを投げるときにうまく体を使える選手は下半身から体幹を使って投げていきます。
投球時の負担により、肩関節の後方体に負担がよりかかります。
筋肉で表すと棘下筋、小円筋、大円筋、そして広背筋です。
肘では特に円回内筋と尺側手根屈筋などが大きく関与しています。
このあたりの筋肉の疲労と負担をしっかりととっていくことが大事なことになります。
肩関節後方体のケアの方法
2つ行う方法があります。
1.筋肉を緩めるケア
2.筋肉の柔軟性を高めるストレッチ
この2つを意識して筋肉を緩めていくことが非常に大事となります。
1.筋肉を緩める方法
これは以前もご紹介したテニスボールを使って行っていきます。
【方法】
棘下筋と小円筋を意識しておこなっていきます。
肩の後方に体重をかけながら、1日1回、3分間かけてゆっくりと行っていきます。神経があり、すごく痛いところがありますので
そこは注意をしながら当ててください。
強さ的にはいた気持ちいい、我慢できる範囲の強さで行うことが大事となります。
2.筋肉の柔軟性を高めるストレッチ
これも同じ棘下筋、小円筋、広背筋といった筋肉しっかりと伸ばしていきます。
ストレッチの目安は30秒間×3セットを理想は1日3回行っていきます。
忙しくても2回は行っていただけると改善をしやすいです。
上記の棘下筋のストレッチは利き腕の方だけを30秒×3セット行います。
肘のケアの方法
1.筋肉を緩める方法
肘を90度に曲げてテニスボールを肘の下に置き、1分間転がします。
いた気持ちいいくらいのところで動かしていきます。
2.筋肉の柔軟性を高めるストレッチ
【方法】
手の平を床につけて手の前腕を伸ばします。
強さは気持ちいいくらいの強さで。
【方法】手の甲を床につけて手首を外側に向けてストレッチをします。
このような簡単なストレッチを30秒×3セセットで充分です。
しっかりと行うことにより、最初と最後の伸びている感じなどが変わってきます。
伸ばしている筋肉と最初と最後の変化を感じながらストレッチを行うことにより、
効果はより高まってきます。
特に小学生から中学生は成長期になり、骨端線という成長をする骨が弱くなります。
過度のストレスにより、負担もかかった筋肉や靭帯にはしっかりとしたケアが必要となります。
もし、専門的にケアをしたい方は西船はりきゅう接骨院までご相談ください。
正しい方法でストレッチやトレーニングを行い、肩や肘の故障を予防しましょう!