膝が痛くて出歩けない。。変形性膝関節症について。

2021年08月23日

 

こんにちは!西船はりきゅう接骨院の越川です!

今回は、高齢者の症状に多い膝の痛みに関する
『変形性膝関節症』についてお伝えしていきます。

 

変形性膝関節症とは

 

体重や加齢などの影響で、膝の軟骨がすり減って変形をしていき、骨と骨がぶつかり、関節の周りに炎症が起きて痛みになる症状です。

 

実際には骨と骨がぶつかるからというより、周りの筋、靭帯、関節包などの軟部組織に負担がかかります。これにより痛みが認識され、筋肉や筋膜、脂肪体組織などが固まってしまいます。

 

その中でも脂肪体組織は痛みを感じる反応が敏感です。膝の痛みがでやすいのは、このようなものもあるのも大きな影響となります。

 

症状

・椅子から立つときに痛みがある
・5年前から歩く際に膝が痛い
・膝が曲がらなく、正座ができない
・歩きすぎると膝が重だるい
・階段の下りが辛い       などなど

このような症状で男女の比率は圧倒的に女性のほうが多いのです

なぜ女性の割合が多いのか

1.エストロゲンの減少
2.筋肉量の不足
3.骨の構造的問題

1.エストロゲンの減少

 

骨、軟骨、筋肉が健康に保つために『エストロゲンといったホルモンがとても関係が深いのです。

 

このエストロゲンは閉経後に急激に減少をいていきます。そのため、50歳以降の女性は圧倒的に数が増えて、症状が進行していきます。

2.筋肉量の不足

 

女性のホルモンはそもそも、筋肉がつきにくく、脂肪をためやすい性質があります。
そのため男性と比べても筋肉がないため、関節にかかる負担が大きくなって痛みがでやすくなっていきます。

3.骨の構造的問題

 

男性と女性では骨格の違いがあります

 

男性はO脚といい、膝が外側に開く人が多いです。
女性はX脚といい、膝が内側に入る人が多いです。

 

そのためジャンプなど着地した際に膝が内側を向いていきます。
また、その衝撃が関節自体に直接負担がかかります。

治療方法、改善方法

 

基本的には整形外科さんのところで治療するか、接骨院で治療していくかになります。

 

病院や整形外科での対処方法は…
・痛み止めやシップをもらう。
・注射を打って痛みを和らげる。
・運動療法やリハビリを行う。

このような治療方法で改善していきます。

 

一方、私たち接骨院、整骨院の対処方法は
膝の原因をしっかりと見極め、検査、施術、リハビリをしていきます。

 

ほとんどの痛みの原因は筋肉にあります。
あるいくつかの筋肉が筋力低下することにより、弱い関節や筋肉に負荷をかけて痛みが発生します。

 

接骨院では基本的に筋肉を頑張っている筋肉を緩めてさぼっていいる筋肉を鍛えて、身体のバランスを整えていく治療をしていきます。

そこで膝関節に重要な筋肉を2つ紹介します。
大腿部の筋肉の

◎内転筋

 

 

◎内側のハムストリングス

 

この2つの筋肉は膝関節の安定性に大きく関わっていきます。
特に膝痛がある方はこれらの筋肉がとても弱くなっています。
なのでそこに対する筋肉を見逃さずにしっかりと施術、トレーニングをすることをお勧めします。

他にもいろいろな原因があると思いますので、様々な施術をしていき、膝の負担を減らして痛みをなくしていきます。

変形性膝関節症のみならず、膝の症状で悩みがある方は西船はりきゅう接骨院までご相談ください。