船橋&市川から野球肘、野球肩をなくそう!第22弾!
2020年10月14日
こんにちは!西船はりきゅう接骨院の神保です。
コロナはまだまだ、続いていますが、スポーツは少しずつ盛んになってきています。最近も野球をして来ていただいている学生、社会人の方は多いです。
今日も野球肩や野球肘でお悩みの方へ、大切な情報をお伝えてしていきます。
船橋&市川から野球肘、野球肩をなくそう!第22弾!本日のテーマは『インピンジメントをなくそう!』です。
インピンジメントとは皆さん、ご存じですか?野球肩や野球肘になる人の多くが抱えているものになります。
【目次】
1.インピンジメントとは何か
2.インピンジメントの症状?
3.インピンジメントのメカニズム
4.インピンジメントの治療とは?
1.インピンジメントとは何か
インピンジメントやインピンジメント症候群と呼びます。インピンジメントとは『衝突』ということを表します。
肩で言うと腕の骨と肩甲骨の肩峰という骨が挙上してくるとぶつかることをいいます。
衝突して起こる様々な痛みのことを『インピンジメント症候群』といいます。「肩峰下滑液包炎」「腱板損傷」「上腕二頭筋炎」など様々な痛みを誘発しやすくなります。
2.インピンジメントはどんな症状?
肩を上げていくとぶつかって、動きずらかったり、痛みを感じやすくなります。異物感や気になる感じ。という方もいます。悪化するとこわばり、筋力の低下なども起こり、動きづらさが酷くなります。
ただ、野球をしている方でのインピンジメントは日常生活で感じることは多くありません。
検査をしたり、野球で投げる動作をする際につまりや痛みを感じることの方が多いかと思います。
日常生活で感じるようになると相当進行しています。改善するのに時間がかかるので注意が必要です。
3.インピンジメントはどんなメカニズムなの?
上肢を外転挙上するなかで先ほど話した腕と肩甲骨の肩峰という部分が腱板や肩峰下滑液包という部分を挟み込み、繰り返し行うことでその組織の損傷にいたります。
日常生活でなる方は無理をして、刺激を与えなければ、戻ります。しかし野球肩から起こるインピンジメントは肩関節の後方の筋肉が拘縮(固まり)し、運動制限が起こります。
これの改善をしなければ、インピンジメントの挟み込みはずっと改善されず、一時的に肩がよくなっても、また再発を繰り返す。ということに繋がります。
野球をしている方のほとんどの方は肩の後方の筋肉が固まっているので、インピンジメントになりやすいです。
野球肩疾患の5割以上の方はインピンジメントを持っていると言われています。
4.インピンジメントの治療とは?
何度もお話していますが、インピンジメントとは肩関節後方の筋肉が固まり、骨のぶつかり合いから起こる症状です。
肩関節後方体(広背筋・棘下筋・小円筋・大円筋・後方関節包)このあたりの軟部組織(やわらかい組織)が硬くなります。これを柔らかく、伸ばしていくことにあります。
柔らかくすることを弾力性。伸ばすことを柔軟性と言います。この肩の後方の筋肉をまずはしっかりと緩めていきます。
これが完全に緩みがうまれたら、骨と骨の動きが正常になるのでぶつかり合うこともなくなります。
柔らかくした後で、また固まらないようにケアをすることも大事になります。それと同時に周りの筋肉を鍛えていきます。
まずはこういったケアを行ってみて下さい。
鍛えるとは、関節を補う筋肉が肩にはあります。菱形筋・上腕三頭筋・肩甲下筋・前鋸筋です。これらの力をしっかりと発揮する筋出力運動で強化を図ります。
そうすると、再発しないような強固な肩になってきます。しっかりとケアでストレッチや筋膜リリースを。強化で筋出力運動を行い、安定した肩にしましょう。
野球肩や野球肘で悩んでいる方は多くいると思います。野球の障害は専門性です。本当に進行してしまうと、中々、改善できなくなってしまうこともあります。
しかし、大半はしっかりとストレッチ、トレーニングなどリハビリを行っていくと改善ができる症状です。
船橋市や市川市で野球肩・野球肘にお悩みの方はご相談してください。しっかりと見てみないと、改善できるか判断ができないこともあります。治すためにしっかりとした対処を行っていきましょう!
船橋市で野球肩や野球肘にお悩みの方は西船はりきゅう接骨院までご相談ください。