船橋&市川から野球肘、野球肩をなくそう!第2弾!

2015年05月11日

こんにちは、院長の神保です。

ゴールデンウイークは精力的に活動をしてきました。高校や中学の硬式野球チームなどいろいろな野球チームをみて、思ったことは股関節をうまく使えてない。その前に使うための柔軟性を持っていない。

と感じました。

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写真は春の大会 準決勝 専大松戸×千葉敬愛の試合です。

 

当院の接骨院にくる野球肘、野球肩の患者さんもフォームを確認します。フォーム股関節、肩甲骨の機能をみると、どこを痛めたのかがだいたいわかってきます。小学生、中学生、高校生と様々な年代の患者さんが来院しますがフォームと体の機能を伴っていない選手が多くみられます。

 

思うことは

フォームが安定していない。
股関節をうまく使えていない。
体のケア仕方をわかっていない。

と様々なことがあります。これができていないので故障をしていまうというのはちろんでしょうが、思った以上にできていません。

これは非常にもったいないと感じます。

うまくなるためには=怪我をしないこと

これが重要です。

今の子供たちは怪我をしてから接骨院、病院にきてリハビリをする子もいるでしょう。でもそれではまだ、リハビリをする意識は低いです。

うまくなるためリハビリをしよう!野球がうまくなりたいならしっかりとやらないとダメだよ!と言ったほうがリハビリの効率が上がります。

うまくなるためには=怪我をしない体づくり

 

これは野球に関する知識を持った医療従事者の僕らがしっかりと伝えなければいけないと感じました。

 

今回の第2弾テーマは「投球動作について」を説明したいと思います。

主に投球動作について大事なことは4点あります。

1.軸足となる足でしっかりと立つ
2.体重移動は骨盤が平行に進むように(軸足から倒れるように骨盤が動いてくる)
3.ステップして着地した際に投球側の腕はトップの位置にある
4.投球側は肘→小指→拇指の順番でキャッチャーから見えるようにフォロースルーを行う

この上記の点は重要です。

 

1.軸足となる足でしっかりとたつ
足はプレートと並行してバランスよく立ちます。よく母指球荷重でと言われますが、両足で表した場合、僕は踵に20%、母指球に17%、小指球に13%とこれで50%と足裏全体的なイメージが重要です。

用は全体的にバランスよく、なお且つ右の股関節に荷重、力がためられるかが大事となります。

 

2.体重移動は骨盤が平行に進むように
よく、ピップファーストという方がいらっしゃいます。大事なのは骨盤がいかに並行して動くかで、それで必然的にお尻が先行するのは問題ありません。

ただよく意味を理解せずにお尻からと言ってしまうと理想的な体重移動ができなくなってしまうために注意が必要です。当院では軸足から倒すようにして進んでいくと自然とステップ足がつき、足の割れもなく体重移動ができると考え指導をしています。

 

3.ステップして着地した際に投球側の腕はトップの位置にある
ステップした足が着地をした時点で股関節の回旋動作が始まります。子供たちの投球フォームをみると着地した時点で動きを止めてもらうとたいていの子供たちは投球側の位置が肩より上げっていません。

そうすると股関節の回旋に間に合わずに肘下がり現象がおき、肩や肘の負担が大きくなり、故障をしやすくなってしまします。

 

4.投球側は肘→小指→拇指の順番でキャッチャーから見えるようにフォロースルーを行う
股関節の回旋が始まってくると上半身の腕に関してはキャッチーから見て、まず肘が見えてきて、遅れて小指側がみえます。

フォロースルーの最後に親指が下を向いて反対側の膝の脇を通過するようにもってきます。投球とは体の前後の動きよりも回旋、捻りが入って行う動作です。

 

骨盤の動きと股関節、上半身の捻りに対して動作を行います。体は捻りに対しての筋肉の使い方や柔軟性をつけてあげると投球動作がスムーズに行えます。

 

僕のなかでは股関節を含んだ下半身が7割くらい。肩甲骨、肩関節を含む上半身が3割くらいという投球動作でのイメージを持っています。

いい投げ方、投球動作とはいかに下半身から体幹を使えるかだと思っています。テスト期間あけで練習をして、翌日に筋肉痛になるかと思います。どこが1番きつくなるのか、それで自分がどこの筋肉を使っているのかがわかると思います。皆さんも意識して行ってください。

 

細かいことは少し難しいかもしれませんが大きなテーマの4つは大事なことで意識しなければいけません。

うまくなるにも怪我をしないのにも同じで理想的な投球フォームを身につけることが大切です。すぐに体につくものではありませんので毎日しっかりと意識しながら練習を行ってみてください。

 

プロ野球選手などでも個性のある投げ方をしている選手も多いと思いますが大半の基礎部分は同じです。まずは子供のうちに土台となるき基礎の動作を身につけましょう!

今回はフォームについてお話をしました。内容は難しいと思いますが頑張って楽しく野球をしていきましょう!

船橋市、市川市、習志野市、千葉市、鎌ヶ谷市、浦安市、松戸市などで野球肘、野球肩でお困りの方がいたら、西船はりきゅう接骨院まで、ご相談ください。

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