その肩の痛みは五十肩!?四十肩!?

2016年01月8日


 

こんにちは、院長の神保です。
新年あけましておめでとうございます。今年も1年間、明るく楽しく仕事に精進していきたいと思います。

皆さま、どうぞよろしくお願いします。

 

1年という年月はあっという間すぎてしまいます。昨年10月に開業して2年がたち、もう年を越してしまいました。

今年はさらにいろいろな情報を提供できるように頑張っていきたいと思います。

 

新年の第1弾としまして、今回は肩の痛みについてお話をしていきたいと思います。

寒くなれば、首や肩、腰など古傷をもっている方は痛みが出やすくなります。 その中でも特に治るのに時間がかかる疾患についてご説明します。

 

いろいろな疾患がある中で特に初期対応が重要になってくるのが、五十肩、四十肩です。これはその世代に多く症状が見られることからそう言われています。 五十肩に対して少しご説明をしていきたいと思います。

 

五十肩とは何か?

皆さんがよく、五十肩、四十肩と言われるのは総称として「肩関節周囲炎」といいます。広い意味でいうと少し違いますので参考までに。

50代前後を中心に肩の組織が衰えてくることにより、はっきりとした原因がなく肩の痛みや運動障害を認めるものと言われています。40~50代に多く発症することから五十肩四十肩と呼ばれますが、近年では30代でもみられるようになり、昔よりも体の衰えが早くなっていると言われています。

社会が成長することにより、人は身体を使わなくなり、機能が低下する。楽をする分、どんどん体は弱くなってしまします。

この悪循環が好発年齢が下がっている原因と考えられています。

 

肩の疾患についてはいろいろな定義がありますが、簡単にいうと肩を痛めてしまって傷がついてしまった。その傷の炎症が広がり、痛み運動制限「拘縮」を引き起こす。これが、肩関節周囲炎といいます。ただすべてが五十肩=肩関節周囲炎だけとは言いずらい、非常に難しい疾患でもあります。

 

五十肩のメカニズム

肩関節はインナーマッスルという4つの筋肉で関節の安定性を保っています。「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」とあり、これらが肩の安定性を支えています。これらの筋肉の周りには滑液包という袋があり、動きを滑らかにする「滑液」をつくり、筋肉や腱、関節の動きを滑らかにしています

肩関節には痛めるところがたくさんあります。筋肉や腱、関節包と弱い部分がいろいろと入り組んだ構造になっていて、肩関節は関節の中で1番動きが広い関節です。動きが広い反面、脆弱な構造になっています。

五十肩は関節のいろいろな部分に傷をつくり、痛みを発症しますが、その中でも最も炎症が起きやすく、痛めやすいのが「腱板」です。

 

肩関節に炎症をおこしやすくする要因が2つあります。

腱板は線維性の組織からできているために非常に弱い部分です。そのために年齢ともにより脆弱になり、傷がつきやすくなってしまいます。そして血流の悪い場所でもあります。組織には必ず血流があります。しかし、関節の中や腱には血流がない、もしくは乏しいために傷がつくと修復されにくくなっています。

40、50代は身体の衰えが著しくなると言われています。五十肩を発症させないためには筋力や柔軟性をつけて機能改善を図るのが大事となります。

肩に炎症を起こしやすくするもう1つの原因は腱板の棘上筋にあります。腕を挙上する際に上腕骨と肩峰という肩甲骨の骨に対して腱板が挟まり衝突を繰り返していきます。長い年月で繰り返すことにより、腱板は徐々に傷んでいき、炎症を引き起こすことになってきます。

痛みが出ると炎症が起きる。この炎症が肩関節の中で広がり、痛みがあるから動かさない。そうなると肩関節は固まります。これが「拘縮」です。

痛みと運動制限「拘縮」、さきほども書いたとおり、これが起こることを肩関節周囲炎といいます。

 

五十肩には進行度合いに応じて3つのステージに分けていきます。

炎症が起きたばかりで強い痛みや運動制限の強い時期を「急性期」。次第に炎症が治まり、無理に動かすときに痛みが出る時期を「慢性期」、痛みはあまり感じなく動きもある程度は動かせるがうまく動かない強く動かす際に痛みを感じる時期を「回復期」と段階をわけていきます。

 

今回は肩の病態と症状を簡単に説明していきました。五十肩は早期発見早期治療が大事になってきます。皆さんも肩の痛みがある方は自然と治ると放っておかずに早めの受診をお願いします。

この症状は平均治療期間が6~8か月と長い疾患です。拘縮と言って固まってしまうと治るのに時間がかかってしまいます。拘縮を起こさせない、なってしまっても早く治すためのリハビリが必要となります。

肩の痛みでお困りの方がいらっしゃいましたら、当院にご相談ください。

 

 

今回、わたくし院長は東京駅にある新丸ビルのチョコ専門店「パレドール」に行ってきました。季節限定のピスタチオとチョコを使ったパフェとチョコケーキを食べました。

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どちらともに絶品でした。スイーツ好きの僕もなかなか食べれない味でお腹と心が満たされました。もちろん、お土産に「からだにおいしすぎるショコラ」を購入し帰宅しました。近いうちにまた行きたいと思います。

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チョコ好き、スイーツ好きの人にはお勧めのお店です。1度行ってみてください。

ストレッチ

2015年12月22日

こんにちは。助手の石井です。
西船はりきゅう接骨院にお世話になってもう半年になろうとしてますが、初めてブログを書かせていただくので軽く自己紹介をしたいと思います。
名前 石井翔梧 (いしいしょうご)
生年月日 1997年3月30日
出身地 八千代市
趣味 サッカー 料理

さて、最近本格的に冬らしくなってきて、寒い日が増えてきましたね。スポーツをする人は怪我が多くなってくる時期だと思います。
皆さんは運動前にストレッチをしっかり行っていますか?ストレッチをせずに筋肉が固まった状態のままスポーツをしてしまうと肉離れなどの怪我が増えてしまうのです。

皆さんはストレッチと言われてどのようなストレッチを思い浮かべますか?

 

ストレッチには大きく分けて「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2種類があります。

動的ストレッチは腕や脚などを中心にいろいろな方向に動かす、主に運動をする前に行います。動的ストレッチは関節や周辺の筋肉を柔らかくすることで身体中を温める効果があります。

静的ストレッチは、主に運動後に行う可動域ギリギリ伸ばし数十秒かけて行います。筋肉に溜まった老廃物などを排出する効果があり、また、可動域ギリギリまで伸ばした姿勢を維持するため、柔軟性の維持や、心身のリラックスにも効果があります。

ストレッチと言われて皆さんはまず、静的ストレッチのようなストレッチを想像すると思います。
静的ストレッチは筋肉をリラックスさせてしまうためウォーミングアップ効果はなく、ウォーミングアップの目的の一つでもある怪我の予防の効果も静的ストレッチを行うのと、ストレッチを行わないのとではほとんど変わらないのです。

 

それに比べ動的ストレッチは筋肉の活動を活発にし、身体を運動をする準備モードにします。身体が準備モードに入らない状態で運動を始めてしまうと大怪我のリスクが高まってきてしまうのです。

動的ストレッチは2種類あります!!

肩を回したり足首を回す動きのように、関節を動かしながら行う「ダイナミックストレッチ」。関節をいろいろな方向へ動かすため、関節を動かす筋肉の伸張性し、関節の可動域を広げる効果があります。
ダイナミックストレッチを行うときは、

1・体が温まった状態で行う。
2・過度な反動をつけずに行う。
3・痛いところまで伸さない。

 

これらの注意を意識して、関節をほぐすイメージで行います。サッカーのウォーミングアップで使われる、「ブラジル体操」はダイナミックストレッチの代表的な例です。
そしてもう一つの動的ストレッチの「バリスティックストレッチ」は上記の2つのストレッチはあまり反動を使わないのに対し、反動を使って行うのがこのバリスティックストレッチです。

ラジオ体操」は代表的なバリスティックストレッチの例です。バリスティックストレッチも関節の可動域を広げる効果がありますが、可動域を目一杯使って行ったり、極端な反動の使いすぎは、筋肉を痛める可能性があるので注意が必要です。
ストレッチは伸ばし方によって「クールダウン」と「ウォーミングアップ」という相反する効果があります。ですので目的によって使い分けることが重要になってきます。運動前ですと、
1.ウォーキングやジョギングなどで心拍数を上げる。
2.筋肉の柔軟性や温度を上げる。
3.筋肉に刺激を与える。

などということが重要になってくるので、「ダイナミックストレッチ」や「バリスティックストレッチ」などが効果的です。
逆に運動後では身体の疲労回復と筋肉の緊張をほぐすために、数十秒かけてゆっくりと筋肉を伸ばす、「静的ストレッチ」が重要になってくるのです。
このことを理解した上で、みなさんには数種類の効果的なストレッチを紹介したいと思います。
先ずはウォーミングアップで有効なストレッチ。

腕回し

腕を回します。ゆっくり大きく腕を回し、肩のインナーなどを、ストレッチしていきます。
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脚降り

前後または左右に脚をなるべく大きく降ります。
股関節周りの筋肉を緩めながら温めるバリスティックストレッチです。
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次はクールダウンで有効なストレッチです。

もも裏伸ばし

脚を前後に開き前の脚の両脇に手を置きます。そしてそのまま体を後ろに移動させてももの裏を伸ばします。数十秒かけてゆっくり伸ばしましょう。
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四つん這いストレッチ

床に両手をつき両手の間に頭を入れ、背中を丸め背中の筋肉の緊張をとります。次にできるだけ前に手を伸ばし肩を下げ、顔を床にできるだけ近づけます。そのまま腰を後ろに引くようにするとより効果的ですが、肩に不安がある場合はやめましょう。これも数十秒かけて行います。
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ここで紹介したのはごく一部ですので他のストレッチが気になる方はストレッチの専門家のいる当院にご相談ください!

お知らせ
当院では12月24.25日に毎年クリスマスイベントを開催しています。
当日はスタッフがサンタさんに、院内もクリスマス仕様に飾り付けして皆さんのご来院をお待ちしております!

なお、年内は28(月),29日(火)まで通常通りの夜8時まで診療をしています。年始は1月4日(月)からとなります。

何か痛みがあればご相談ください。

股関節と腰の痛み

2015年12月4日

こんにちは、寒くなっても年中半袖の相場です。

冷え込みが一気にきつくなり気温が一桁の日もみられるようになりました。

急速に発達する低気圧の影響で風が強い日も多いそうです。湿度も低い日が続いていますので風邪や皮膚の乾燥に気をつけてぜひ健康管理をしてくださいね。

ちなみに私は院長直伝のサプリメント「ビタミンC」を飲んで風邪を予防しています!

 

最近は気温が低くなってきたせいもあり腰や股関節の痛みや重だるさがある患者さんが増えているように感じます。(特に鼠径部に詰まり感や歩行時の痛み訴える方も多いです)

腰の痛みがある方の多くは大腿の後ろ(ハムストリングス)や股関節の前(腸腰筋)が固くなっています。上記の筋肉が柔軟に使われていないとやはり股関節もうまく使うことができなくなります。また股関節をうまく使えていないと腰に負担がかかります...

といったように負のスパイラルになってしまうのです。

腰も痛いし股関節も動きも悪い...関与する筋肉もガッチガチ...

なんてことになる前にしっかり身体のケアをしましょう!!

 

そこで今回は股関節についてお話したいと思います

股関節の構造と役割

股関節は腸骨、坐骨、恥骨からなる骨盤の中央にある寛骨臼と大腿骨の大腿骨頭で形成されるいわゆる球(臼)関節です

正常な股関節では大腿骨頭の2/3が臼の中に入り込んでいて安定性と体重の支持においての役割を果たしています

股関節には普通に歩くだけでも体重の3~4倍の負荷がかかるのでそれを支えるために筋肉や靭帯または関節包で全体を覆っています。

股関節を囲む軟部組織として鼡径靭帯、長内転筋、縫工筋がありその3つに囲まれた部位をスカルパ三角と言います。このスカルパ三角の中に大腿骨頭が位置します

 

股関節の結合力を強化する、関節の運動方向を制限したり過度の関節運動を制御する靭帯として主に4つの靭帯があります

1. 腸骨大腿靭帯(Y靭帯) 人の体の中で最も強靭な靭帯、関節包の前面と上面を補強する、上半身が股関節より後ろに傾く(過伸展)のを防ぐストッパーの役割をしている為直立のバランスをとるために不可欠

2. 坐骨大腿靭帯 関節包の後方と後下方を補強し、内旋と過伸展を制限

3. 恥骨大腿靭帯 関節包の前下面を補強し、外転を制限

4. 大腿骨頭靭帯 寛骨臼と大腿骨頭を連結しているが補強の機能はほとんどない、靭帯の中に閉鎖動脈の枝が通っていて骨頭に栄養を渡せるようにしている

 

股関節の痛みの仕組み

正常な股関節の状態は寛骨臼が大腿骨頭を適度に包み込んでいる状態です。

位置関係が良く安定していると股関節にかかる荷重を受け止める面積が広くて負荷が分散され骨頭がさまざまな方向に動いても寛骨臼にぶつかったり軟部組織が挟まったりせずに可動性もよく安定します

位置関係が悪かったり寛骨臼が骨頭を包む面積が狭い(臼蓋形成不全)と負荷が集中し、逆に広すぎると寛骨臼の縁と大腿骨頭がぶつかって傷つきやすくなります。

 

股関節を深く屈曲および内転内旋すると鼠径部につっかかったり、詰まったりする感じがあればそれは

股関節インピンジメント

かもしれません

 

股関節インピンジメントは形態的な異常も発生の原因になります。その種類はピンサータイプカムタイプに分かれます。

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ピンサータイプは寛骨臼の被覆が過剰なことが多く関節唇が挟まれたり寛骨臼の縁と大腿骨頸部が衝突することで痛みます

カムタイプは大腿骨頸部が通常より太いことにより寛骨臼の縁と大腿骨頸部が衝突することで痛みます。

股関節の周囲筋の筋力低下によりうまく使えていないことで可動性が悪かったりすると股関節がうまく使えず負担がかかり関節を動かすことによるインピンジメントを起こすこともあります。

 

また股関節インピンジメントや臼蓋形成不全によって関節唇や軟骨に繰り返し衝突や圧力がかかるためにのちのちに変形性股関節症になる場合があります

 

股関節が正常に動くように活性化するためには負担をかけすぎないことや、関節まわりの筋肉を鍛えることと柔軟にすることが大切になります

 

股関節を活性化するために関わる筋肉

 

  1. 腸腰筋

  2. 中殿筋

 

この2つの筋肉を柔軟にし筋力を高めることによって股関節にかかる負担を減らします。

 腸腰筋のストレッチ

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一枚目の体勢で股関節の前が伸びていればOKです、まだ余裕がある場合は二枚目のように重心を下げて体幹と大腿の角度をつけます。

中殿筋のストレッチ
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一枚目の姿勢を基本姿勢として骨盤を立てた状態で胸を膝に近づけます。
足を上げている方お尻が程よく伸びているのを感じられていればOKです。

他にもストレッチやトレーニングは多数ありますので症状が辛い方、気になる方はいつでもご相談くださいね。

お知らせ
当院では今年一年お疲れ様感謝際としてマッサージ10分延長回数券を数量限定で販売することになりました!
10分×6枚の綴りで通常6480円のところ特別サービスの5480円でご購入いただけます!
この機会に今年一年の疲労のケアをしましょう!!

 

 

知られていない紫外線の恐怖!

2015年07月23日

こんにちは、西船はりきゅう接骨院の石井です。

7月も半ばを過ぎ、本格的な夏がやってきました。毎日、暑い日が続いていますが皆さん体調はいかがでしょうか?
私は、早くも夏バテぎみです(T_T) 今からこんな調子で、この先の猛暑を乗り越えられるか心配です笑

そんな中で、今年も各地で高校野球の夏の予選が行われており、千葉県でも連日、熱戦が繰り広げられています!!
毎年、何が起こるか分からない夏の大会ですが、今年もすでにシード校が次々と敗れるなど、波乱の展開になっています。

先日、私も弟の試合を観に、習志野秋津球場に行ってきました。第一試合で9時開始だったのですが、この時点で気温は30℃を超えており、
観ているだけでも体がフラフラしそうな暑さでしたが、この中でプレーしてる選手は本当に凄いなと感じました

また、スタンドは屋根がない為、直射日光を受け、かなりの日焼けをしてしまいました。
この日は日焼け止めを塗るのを忘れてしまった為、肌はヒリヒリし、皮が剥け大変でした。

 

皆さんは、日焼け対策しっかりしていますか?

夏になると、海やプール、BBQなど外に出る機会が増えると思います。この時期は一年の中で最も紫外線のダメージを受けやすく、気を付けないと身体に様々な影響を及ぼします。

そもそも何故、日焼けはよくないのか?

一言でいうと、日焼けは「ヤケド」の一種です。たかが、日焼けだと思っている方も多いと思いますが、最悪の場合、皮膚がんになることもあります。

日焼けは、肌のタイプによって症状が異なりますが、主に2種類に分けられます。

赤くなる日焼け「サンバーン」

紫外線を浴びることにより肌が赤く炎症を起こし、軽いヤケド状態になります。正式には「日光皮膚炎」といい、ひどくなると発熱や頭痛、水ぶくれになることもあります。そして炎症が治まると次第に皮が剥がれてきます。

黒くなる日焼け「サンタン」

サンバーンのようにヒリヒリ痛みを伴うことはなく、一見綺麗に焼けたように見えますが、長年繰り返すことにより、しみやしわ、たるみの原因になります。

これらを決定するのは、肌の色を決定する要素の一つであるメラニンの量です。メラニンには紫外線から肌を守る大切な役割があり、紫外線を浴びることで生成されます。

色白の方が、焼けると赤くなってしまうのは、このメラニンの量が少ない為で紫外線の影響を受けやすく、
逆に、色黒の方は豊富にメラニンを含むので紫外線感受性が低くヤケドのようになることはありません。しかし、過剰に生成されることでシミや肌老化の直接の原因にもなるので、どちらにしても日焼け対策をしなければいけません。

では、紫外線から肌を守るためには?

まずは、しっかり日焼け止めを塗りましょう。晴れの日はもちろんですが、曇りや雨でも紫外線はあります。
あまり知られていませんが、「薄曇りで日差しがある時」は散乱光が加わり、快晴時より紫外線が多いので要注意です!

そして出来れば、外出時はサングラスを着用してください。実は、目からも紫外線を浴びる事により肌は日焼けします
それどころか、紫外線角膜炎や白内障などの眼病にも繋がります。
日本人は街中でサングラスを付けることに恥ずかしさや抵抗があるようですが、特に夏場は着用することをおすすめします。

 

これから、ますます暑くなり紫外線の量も多くなります。
私も来月、甲子園観戦に行った時には、しっかり対策をしたいと思います。
皆さんも、気をつけながら楽しい夏をお過ごし下さい!

ではまた~

本当に痛いこむら返り!

2015年05月16日

こんにちは、石井です。

長いGWも終わってしまい、やや五月病ぎみな私ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
連休中は一泊で仙台に行ってきました(^^)前回のブログにも書きましたが直前まで宿が決まらず最悪、車中泊も覚悟していたのですが、奇跡的に前日キャンセルが出た為、無事あったかい布団で眠る事ができました笑
夜は、患者さんに紹介して頂いた焼肉屋さんで分厚く柔らかい牛タンを食べ大満足でした(^ム^)

今回、6時間半かけて車で船橋から仙台まで行ったのですが渋滞以上に予期せぬハプニングがありました。それは、ふとアクセルを踏んだ瞬間、ふくらはぎがつってしまったのです。慌てて逆足でブレーキを踏み、幸い事故には至らなかったのですが一瞬パニックになってしまいました。

皆さんも一度はつった経験があるかと思います。当然、体のどの部位でも起こりますが、一番多いのが足の筋肉であり特にふくらはぎ(こむらがえり)です。

足がつるとは、筋肉が急に収縮したり痙攣を起こした状態をいい、数秒~数分続き激しい痛みを伴います。

何故足がつるのか?

足がつる原因には以下のようなものがあります。

(筋肉の疲労)

筋や腱には伸縮を脳に伝えるセンサーがあり、過度な運動などで筋が疲労するとセンサーに誤作動が生じ、急な筋収縮を起こします。

(ミネラル・水分不足)

ミネラルとは、私たちの健康維持に欠かせない栄養素であり、代表的なものにカルシウム・カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどがあります。これらは、汗をかくと、水分と一緒に体外へ出てしまいます。水分の不足とミネラルバランスの乱れは筋肉の異常興奮(痙攣)を起こします。

(下肢の冷え)

冬場の就寝時やプールなど身体が冷えると血流が悪くなり筋緊張が高まり、つりやすくなります。

足がつるのを防ぐには?

一日の終わりにフットケアをしましょう!

筋肉の疲労を取り除く為にしっかりお風呂に浸かり、ストレッチやマッサージ(手の平でアキレス腱~膝裏のほうへさするように)をよくしましょう。

こまめな水分補給と食生活の見直しを!

身体は喉が渇いたと感じた時にはすでに「軽い脱水症状」になっています。常にペットボトルなどを持ち歩き、こまめに補給する癖をつけましょう。またミネラルを豊富に含む食品を摂取しましょう。中でも特に重要なのが、カルシウムとマグネシウムです!

カルシウムを多く含む食品⇒乳製品(牛乳、チーズ等) 魚介類(煮干、干し海老等)

マグネシウムを多く含む食品⇒種実類(ごま、落花生等) 豆類(豆腐、納豆等) 海藻類(あおさ、わかめ等)

その他、バナナや梅干、飲み物であればポカリスエットなどのスポーツドリンク、麦茶などもミネラルを豊富に含みます。

最後に、万が一足がつってしまった時は筋肉が縮こまった状態なので痛みがおさまったら必ずストレッチをして良く伸ばして下さい。

ではまた

軽視は禁物、眼精疲労!

2015年05月2日

こんにちは、石井です。

今週は急に気温が上昇し、各地で30℃を観測するなど春を通り越して初夏を思わせるような陽気が続いています。このままGWまで良い天気が続いてくれるといいのですが。

私は、5月3、4日で大渋滞を覚悟して車で仙台へ出掛けようと思っています♪
夜は、秋保温泉でゆっくり疲れを癒し、牛タンをたくさん食べようかなと考えているのですが、一つだけ心配なことが、、、
それは、宿がどこも満室で、まだ決まっていないのです笑  とりあえず、行ってから考えようということで出発する予定です。
どうなることやら(~_~;)。結果は次回のブログでお知らせします笑

 

さて、本題ですが最近、ふと思い立ち読書を始めたのですが慣れないせいか、すぐに目が疲れてしまうのです。
皆さんはどうでしょう?今日は、誰もが日常的に起こり得る「目の疲れ」について簡単にお話します。

近年のパソコンの普及により今や、一家に一台、職場でも一人に一台が当たり前となっていますが、実際にVDT作業(パソコン)をしている人に対して自覚症状を尋ねると、90%以上の方が目の疲れや痛みと訴えたそうです。

疲れ目の正体とは?

皆さん、目が疲れる原因は何だと思いますか?それは、筋肉の疲労なのです!テレビやスマホ、パソコンなど長時間画面を見続けると、目を動かす外眼筋・ピントを合わせるための毛様体筋・光を調節する虹彩筋の3つの筋肉が固くなり、血流が悪くなります。
つまり、同姿勢が続き、肩や腰が張るのと同じように目でも同じことが起こっているのです。
そして、疲れ目は放っておくと慢性化し、眼精疲労に発展します。
疲れ目の場合、一晩しっかりと睡眠をとれば症状が改善します。しかし、眼精疲労は翌朝になっても症状が続き、目の疲れなどの他、様々な症状を引き起こします。

眼精疲労になってしまうと?

主な症状は、

・慢性的な目の疲れ
・目の奥の激しい痛み
・目の充血
・視力低下
・まぶたの異物感や痙攣
頭痛や肩こり 

今、皆さんが感じている頭痛、肩こりもひょっとすると眼精疲労が原因かもしれません。その場合、いくらマッサージをしても改善されません。

疲れ目を感じたら?

・充分に睡眠をとる
暗い静かな場所で最低6、7時間は取るようにしましょう。

・目の周りをよく温める
蒸しタオルなどで温める事により、血流を高めて筋緊張を取り除きます。※充血や炎症が起きている時は温めると悪化してしまうので注意して下さい

・ビタミンを摂取する
目の機能を正常に保つにはビタミンが効果的です。特に疲れ目に関係するのは、ビタミンAとビタミンB群(B1、B2、B6、B12等)です。

 

大切なのは疲れ目から眼精疲労に移行させないことです。眼精疲労になってしまうと治療が必要になります。そうならないためにも
早めに予防しましょう。

では皆さん、楽しいGWをお過ごし下さい~

急な足の痛み、痛風=ビール!?

2015年04月15日

こんちには( ^∀^)院長の神保です。

僕は、高校野球のトレーナーをしています。春になると大会が始まり、
ワクワクするシーズンが始まりました。今は雨が重なり、大会が伸びています。

すっきり予選を勝って県大会に出場して欲しいですね!!

先日の日曜日は東海大望洋-志学館の試合を観てきました。

さすが、去年の甲子園出場校、東海大望洋高校は強かったです。

スタッフの石井先生の弟さんが4番を打っています。こんないい選手が

うちのチームにも欲しいです。

 

さて、今日はある患者さんの話をします。本日、船橋市山野町からのお越しのAさんのお話をいていきます。

朝、起きたら急に足首が痛いと言って夜遅くに接骨院に受診されました。痛めた原因は無し、なのに脹れと痛みは強いです。痛風を疑い、病院に行ってもらったらその通りでした。

 

今日は痛風についてお話します。

痛風=ビール

と連想される方が多いと思います。

痛風とは尿酸という物質が影響を及ぼします

尿酸はどんな人にも一定量あり、循環をしています。尿酸が蓄積すると、とけなくなった尿酸は塩を作り、結晶になります。
これが尿酸結晶で関節の内面に付着をして、体の防衛反応で痛みを誘発していきます。

特に足の母子の関節足首周囲に痛みを誘発します。

 

では何が尿酸をためるのか?

食事により、尿酸が過剰に摂取され、たまりやすくなります。

尿酸とはプリン体の老廃物、プリン体の「ごみ処理」がうまくいかないと痛風になってしまいます。

食事生活が大事ということです!

さきほどの痛風=ビールと考える人が多いですが、実はビールにはさほどの、プリン体が含まれていないことが最近の研究でわかってきています。

アルコールの中では多いですが、プリン体の摂取量を考えると、さほど多くはありません。

それよりは、納豆、鳥レバー、牛モモ肉などおつまみや普通の食事の方が多、普段の食生活が重要になってきます。

 

プリン体を多く含む食品

鶏レバーカツオ納豆
これらはビールの約50~100

他にプリン体を多く含む食事は魚の卵、干物、。果糖には尿酸を増やす作用があるので、ジュース、缶コーヒー、スポーツ飲料なども注意が必要です。

ビールのあとのシメにラーメンという方も多いと思います。

骨と魚介系スープのラーメンも大量のプリン体も含まれますので、ビールではなく酒のつまみや飲んだあとのラーメンに注意が必要です。

 

痛風の予防には

特に大事なのはこまめに水分を摂取することです

プリン体は常に体内にあるので予防するには避けるよりも、きちんと尿酸を体内に排出することが大事です。アルコールの過剰摂取は肝臓を疲弊させるので処理しにくくなるそうです。

ビールなど食事を気をつけながら水分補給を怠らない、そして激しい運動ではないウォーキングなどで有酸素運動をかかさないこと。

これが簡単に出来て大事なことになります。

プリン体を含む食品を1度に食べ過ぎず、1日2リットルの水分を補給する。

肥満の人の約70%は痛風の傾向にあるので太り過ぎないように注意をすること。

意外と簡単そうでできないこと。しっかりと意識をすればできることなので皆さん、注意をしましょう!

なってからでは遅いですよ。

名前の通り、風が当たるだけでも痛みを感じるのが痛風です・・・。

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下腿の張り、むくみに注意!

2015年04月13日

こんにちは、石井です。

満開だった桜もすっかり葉桜になり少し寂しい気がしますね。
皆さん、お花見には行きましたか?

私は今年、生まれて初めて千鳥ケ淵の桜を観て来ました♪テレビで見る通り、綺麗な桜並木で土曜の夜ということもあり沢山の人で賑わっていましたよ♪

さて四月に入り、本格的な春を迎えますが、春先は一年の中でも気候の変化が激しい季節です。そんなこの時期に、起こりやすいのがむくみです。
むくみは、皮下組織に余分な水分が溜まった状態をいい、医学的には浮腫といいます。

通常、血液の一部である血しょう成分が各組織に栄養分や酸素を運んだ後、血管に戻るのですが、様々な原因により血管に戻らず外に余分な水分として溜まってしまうのです。

では、なぜ春はむくみが起こりやすいのでしょうか?

原因は主に二つあります。

春特有の気候変化

春先は三寒四温といわれるように高気圧と低気圧が交互に通過し、気温差や昼夜での寒暖差が大きい状態です。
暖かいと思って、薄着で生活していても急に寒くなり、冷えを感じることもあります。冷えは血流を悪くし、むくみやすくなります。

冬の運動不足による筋力低下

人間の体で一番むくみやすい部位はふくらはぎです。

ふくらはぎの筋肉は第二の心臓と呼ばれ、重力で下に溜まった血液を心臓に戻す筋ポンプ作用があります。
つまり筋力が低下することにより、血液を心臓に押し戻す力が弱まりふくらはぎに溜まってしまいます
その結果、むくんでしまうのです。

むくみを解消するには?

身体を温めて冷えを防ぐ

・シャワーで済まさず38~40℃のお風呂にゆっくり浸かる。

・特に冷えやすい手首足首を温める(ストールやレッグウォーマー等)

適度な運動を心がける

・つま先立ちを繰り返す運動

・軽いウォーキング、ランニング等

 生活習慣、食生活を見直す

・きつい靴や極端に高いハイヒールを避ける

・長時間の同姿勢をなるべく避ける

・塩分の摂りすぎに注意する(インスタント食品やスナック菓子等

・カリウムの多い食品を摂取する(バナナ、さつまいも、アボガド、ほうれん草等

 

 

これから、ますます暖かくなり肌の露出も増えてくると思います。出来る事から始めてむくみを解消しましょう!

ではまた
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春は疲れ、だるさ、そして眠れないのはなぜ?

2015年04月6日

ーこんにちは、院長の神保です。

春になり、気温も10℃から20℃近くに上がってきて暖かくなり始めてますね(*´∀`*)

地元の僕が使っている駐輪場にもきれいな桜が咲いてきました!1週間でみれなくなってしまうのはもったいないですね。

桜1桜2

今日は春になると起こりやすい身体の変化についてお話します。

4月になると新入社員や転勤など環境が変わる方が増えます。

春になると疲れやすい、だるい、しっかりと睡眠がとれないのはなぜか?

春は寒かったり、汗ばむほど暖かかったり、風が強いなど天気がめまぐるしく変化します。

身体は気温や気圧の変化に対して敏感に反応します。

社会的、精神的に不安定になるので自律神経という体のセンサーが不安定になるのも要因として大きいです。

眠れないのは?

春になると朝早い時間から光が寝室に入ってくるのでホルモンバランスの関係で脳の覚醒が早くなり、目覚めが早く、冬と同じ時間を寝ていても睡眠不足になりがちです。単純に熟睡している時間が短くなってしまいます。

そしてもう一つ、花粉症などによるアレルギー症状です。薬を飲むと眠気で日中は頭がぼうっとしていることが多く、

夜は鼻づまりでよく寝れない人も増えてきます。眠いのに眠れない人が増えます。

疲れやだるさはどうしてなるのか?

先ほどの眠れないというのことから睡眠不足になると疲労やだるさがとれないのがおおきい原因になります。

身体の疲れはケアをしっかりとしなければいけません。

身体のケアとは

睡眠、入浴、ストレッチ

このバランスがうまくいくことにより、すっきりと疲れやだるさがとれてきます。

その中でも睡眠は非常に重要になります。以下のことが大事になります。

1.入浴後、1時間以内に布団に入る
2.しっかりと睡眠時間を確保する
3.テレビやスマホ、パソコンなどは寝る前にみない
4.食事は寝る4時間前には済ませておく
5.朝に太陽の光をしっかりとあびる

これらは睡眠においての初級編で基礎になります。

しっかりと意識して行うと正しい睡眠で身体の負担を軽減し、疲れをとってくれますので
忘れずに行っていきましょう!

 

そのほかに春は寒暖差が激しく、気温差が激しいので熟睡をさまたげる気温の変化が起こります。

そのままでは寝苦しい時もあるので、パジャマや寝具は自分で調節をして、気持ちいい環境で寝ましょう!

生活環境がおかしいと思ったら軽い運動や外に出る習慣を

疲れたり、眠いからと言ってだらだらと過ごすと逆効果になります。自律神経の乱れから、より疲れやすくなってしまうので、外にでて食事をしたり軽い運動などをして体を動かしてあげると脳が覚醒し、自律神経を乱れを改善してくれます。

だるいからといって楽なことをしていると負のスパイラルで余計に悪くなりますので普段とは違う行動を心がけましょう( ^∀^)

だるさや疲れは肩こりや腰痛を引き起こしやすくなるので注意をしましょう!

なにかあったらすぐに当院にご相談下さい!!

 

桜をみれるのは今週までなので皆さん、少しでも外出をして気分転換をするのがいい思います。

心と身体をリセットしましょう。

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初ブログ!転倒には気をつけて。

2015年02月6日

こんにちは、院長の神保です。

今日からブログを始めることにしました。治療健康情報などのお役にたつ情報や私のプライベートな内容などお伝えしたいと思います(*´∀`*)

今朝から雪の予報がでています。☃ 皆さんもご存知でしょうが翌日以降が路面が凍結し、怪我をしやすくなっています。

転倒した際に気をつけなければいけない怪我をいくつかご紹介します。

  1. コーレス骨折(手首の骨折

  2. 腰椎圧迫骨折

  3. 大腿骨頚部骨折

  4. 上腕骨外科頚骨折

  5. 急性腰痛症(ぎっくり腰

上記のうち、1~4までは年配の方に多い骨折なので特に転倒には注意をしてください。

急性腰痛症、いわゆるぎっくり腰は普段からもなることも多いと思うんですが、寒い日はより注意が必要です。

寒いと筋肉はより緊張し、同姿勢でより固めてしまい負担をかけます。そこから立ち上がる際中腰初動作(動き始めの動作)にて痛めてしまいます。

転倒した際にも普段より衝撃を与えてしまい、怪我をしやすくなっています。雪が降った数日間は腰痛での患者さんが増えていきます。

予防できるところは気をつけていきましょう!

転倒しないように僕は昨年に滑り止めのついた防水スニーカーを購入しました。にも濡れないですし、滑りもしないのでオススメです。

IMG_1142.JPG

皆さんも1足持っていると便利だと思います。今年は雪があまりないので出番が少なかったですが、雪は降ると生活が不自由になるのであまり降っては欲しくないですね(^^;)

寒く、天気も悪いですが、今日も1日元気に過ごしましょう!!

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